大椎穴とは? わかりやすく解説

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大椎穴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/15 00:56 UTC 版)

大椎穴(だいついけつ)は、督脈に属す第14番目の経穴である。

部位

一般には、第7頸椎と第1胸椎の棘突起の間の陥凹部とされているが、第7頸椎棘突起の上の陥凹部とする人も多い。

現在の解剖学では、脊椎を頸椎・胸椎・腰椎・仙椎に分類しているが、東洋医学の古典では、裸にして目で見えるものを上から第1椎・第2椎……と名付けているため、見かけ上上端にあるいちばん大きな背骨である大椎つまり第1椎は、第1胸椎よりも、隆椎とも呼ばれる第7頸椎と考えた方が自然である。この経穴をどう取るかにより、督脈と膀胱経の併せて50の経穴の位置が変わるので、非常に重要な問題である。

名前の由来

いちばん大きな椎骨の意味である。

効能

大腸経・胃経・小腸経・膀胱経・三焦経・胆経の6つの経絡が督脈と合流する重要な経穴である。頭痛・肩や首のコリ・鼻血・呼吸器疾患・神経症などの治療に使われる。

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