大和保男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/21 03:46 UTC 版)
大和 保男(やまと やすお、1933年[1] - )は、日本の陶芸家[1][2]。萩焼作家[1][3]。山口県山口市出身[1]。山口県立大学大学院非常勤講師[1]。山口県指定無形文化財萩焼保持者[4]。
経歴
小学生の頃、第二次世界大戦の影響で陶工が召集されたことにより、大和が代わりに窯の手伝いを始めることになる[1]。中学生になると、父の指導により本格的な陶工に成長した[1]。
1988年、山口県指定無形文化財に指定された[5]。
2000年には、フランスで「萩焼400年パリ展」を開催するなど海外にも活動の幅を広げた[1]。
著書
- 『萩焼異伝 逆さ獅子 激浪の遙かに』ザメディアジョン、2005年11月1日
受賞・栄典
- 光風会展工芸賞受賞(1957年)
- 日展入選(1959年)
- 山口県芸術文化振興奨励賞(1973年
- 日本伝統工芸展入選(1975年)
- 日本工芸会山口支部展支部長賞(1979年)
- 日本工芸会山口支部展支部長賞(1984年)
- 朝日新聞社賞(1986年)
- 田部美術館「茶の湯の造形展」奨励賞(1986年)
- 山口県選奨(1989年)
- 中国文化賞(1992年)
- 日本工芸会賞(2005年)
- 旭日小綬章(2007年)
脚注
- ^ a b c d e f g h i “大和 保男|過去の受賞者 | 伝統文化ポーラ賞 | 顕彰と助成 | 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団”. www.polaculture.or.jp. 2025年3月21日閲覧。
- ^ “大和保男氏が萩焼壁画寄贈/県立大創立80年で除幕式”. 山口新聞 電子版 (2021年7月17日). 2025年3月21日閲覧。
- ^ “山口の伝統工芸品が一堂に 能登半島地震支援のチャリティー販売会も 広島市のデパートで作品展 | RCC NEWS | 広島ニュース | RCC中国放送 (1ページ)”. RCC中国放送 (2024年4月25日). 2025年3月21日閲覧。
- ^ “山口県/観光スポーツ文化部文化振興課/文化財・山口県の文化財”. bunkazai.pref.yamaguchi.lg.jp. 2025年3月21日閲覧。
- ^ “山口県/観光スポーツ文化部文化振興課/文化財・山口県の文化財”. bunkazai.pref.yamaguchi.lg.jp. 2025年3月21日閲覧。
- 大和保男のページへのリンク