国立高等装飾美術学校とは? わかりやすく解説

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国立高等装飾美術学校

(国立装飾美術学校 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 18:54 UTC 版)

国立高等装飾美術学校
Ecole Nationale Supérieure des Arts Décoratifs -PSL
種別 グランゼコール
設立年 1766 - 王立自由美術学校
1877 - 国立装飾美術学校
1927 - 国立高等装飾美術学校
校長 Marc Partouche
学生総数 560
大学院生 修士課程、アグレガシオン、博士課程
所在地 フランス
パリ
公式サイト www.ensad.fr
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国立高等装飾美術学校フランス語 : École Nationale Supérieure des Arts Décoratifs, 通称アール・デコENSAD)は、フランスのパリ市に所在する国立の美術学校でありPSL研究大学の一校である。フランス国内で最も権威のある芸術学校であり、起源は1766年である。パリ5区のウルム通り31番地。

概要

ENSADは、1920年代のデザイン運動アール・デコにおいて中心的な役割を果たし、新たなデザイン概念を創出した。教育機関として世界的にも評価が高い。学科には、アニメーション、写真、舞台芸術、インダストリアルデザイン、コミュニケーションデザイン、インタラクティブデザイン、映像、インテリアデザイン、ファッション、テキスタイル、版画がある。

沿革

パリ5区エコール通りにあるルイ15世時代の旧王立自由美術学校の正門。

ENSADの歴史は、1766年にジャン=ジャック・バシュリエが創立し、1767年にフランス王ルイ15世の特許状を得た王立自由美術学校(École royale gratuite de dessin)にまで遡ることができる。

創立者の目標は、芸術的要素を兼ね備えた工芸を発展させることで、工業製品の品質を向上させることだった。同校は厳格かつ過酷な徒弟制をとることで、技術と文化、知性と感性を両立させる芸術教育を実現し、才能ある職人を創造性豊かな芸術家へと育成してきた。

幾度かの改名を経て、1877年に国立装飾美術学校(École nationale des arts décoratifs)になり、1927年に現在まで続く国立高等装飾美術学校(École nationale supérieure des arts décoratifs)を名乗るようになった。

歴代学長

著名な教員

著名な卒業生等

脚注

関連項目

外部リンク




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