内務府総管とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 内務府総管の意味・解説 

内務府総管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 15:31 UTC 版)

内務府総管満州語ᠪᠣᠣᡞ
ᠠᠮᠪᠠᠨ
、転写:booi amban)は中国清代官職内務府の長。正二品に相当する。

内務府は清朝の宮廷事務を行う機関で、八旗各旗で皇帝・旗王に直属する家政部門を包衣(ボーイ、満州語: ᠪᠣᠣᡳ、転写:booi)といい、中でも皇帝直属の八旗(上三旗)の包衣で組織したものである。その長たる内務府総管(総管内務府大臣)は宮内大臣に相当し、旗人が担当した。会計など7つの部局を管掌下に置き、出納、財務収支、祭祀儀礼などを管理する職務を負った。宦官は内務府の一部門となっており、皇帝個人の身辺や后妃の世話に限定されていた。

参考文献

  • 孫文良『中国官制史』1993年、台北、文津出版社。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「内務府総管」の関連用語

内務府総管のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



内務府総管のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの内務府総管 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS