八重洲二丁目中地区とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 八重洲二丁目中地区の意味・解説 

八重洲二丁目中地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/31 21:17 UTC 版)

八重洲二丁目中地区(やえすにちょうめなかちく)は東京都中央区にある再開発地区。デベロッパー鹿島建設住友不動産都市再生機構阪急阪神不動産ヒューリック三井不動産[1]

概要

この再開発地区は、東京駅前八重洲エリアにあって、東京都内で最大級のおよそ2.0haの敷地に延床面積がおよそ39万m2という規模の超高層大規模複合ビルを建設するもので、アフターコロナを見据え、新しいワークプレイスを提供するオフィスに加え、世界に向け、日本の文化・情報を伝える商業施設、それに、この再開発のエンターテインメント機能として、八重洲エリアに新しい賑わいを生み出す劇場を整備する[1]。また、近隣の東京ミッドタウン八重洲TOFROM YAESU TOWERと一体で運用をしているバスターミナル東京八重洲も整備する[1]

2021年10月19日に東京都から市街地再開発組合の設立を認可され[1][2]、2021年10月25日に正式に再開発組合を設立した[3]

この再開発ビルの中に、阪急電鉄の子会社である梅田芸術劇場が運営する劇場が入居することになった[4]。阪急電鉄では「JR東京駅前という最高の立地を生かし、国内外から幅広くお客さまを招き、世界と日本を結ぶ新たなエンターテインメント拠点を目指す」としている[4]

2025年8月29日に、三井不動産が本田技研工業に対して、この再開発のオフィスフロアの権利の一部を譲渡することが明らかになった[5]。同時にこの再開発ビルに本田技研工業の本社機能を移転することも発表された[5]

工事は2024年8月8日に着工し、2029年1月末竣工を予定している[6]

脚注

  1. ^ a b c d 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ~東京駅前・八重洲にて東京の都市再生に貢献するサスティナブルな街づくりを実現~”. 三井不動産 (2021年10月26日). 2023年5月3日閲覧。
  2. ^ 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可します”. 東京都 (2021年10月18日). 2023年5月3日閲覧。
  3. ^ 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」で組合設立” (2022年2月1日). 2023年5月3日閲覧。
  4. ^ a b 八重洲二丁目中地区再開発(東京都中央区)/阪急電鉄が劇場開設、エンタメ拠点に」『日刊建設工業新聞』2025年5月20日。2025年5月20日閲覧。
  5. ^ a b 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 本田技研工業へ一部権利を譲渡ならびにHonda青山ビルの共同建替えについて”. 三井不動産 (2025年8月29日). 2025年8月29日閲覧。
  6. ^ 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工~都心最大級「東京駅前3地区再開発」の集大成、ミクストユース型プロジェクトが始動~”. 三井不動産 (2024年8月26日). 2025年8月31日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  八重洲二丁目中地区のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「八重洲二丁目中地区」の関連用語

八重洲二丁目中地区のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



八重洲二丁目中地区のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの八重洲二丁目中地区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS