全ゲノムNER
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/29 13:39 UTC 版)
「ヌクレオチド除去修復」の記事における「全ゲノムNER」の解説
全ゲノムNERはすべてのDNA中に生じた損傷を、損傷の生じた位置に関係なく修復する。この経路はDNA中に生じた損傷を感知するために、DNA-damage binding(DDB)やXPC-Rad23B複合体を用いている。これらのセンサータンパク質は常にDNAをモニターしており、損傷が生じると、それにより出来た歪みを認識する。損傷部位を認識した後、修復タンパク質が損傷部位にリクルートされ、損傷があることを確認し、損傷を含むDNAが切断・除去される。生じたギャップはDNAポリメラーゼとDNAリガーゼにより埋められる。
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