光伝導アンテナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > 通信技術 > アンテナ > 光伝導アンテナの意味・解説 

光伝導アンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 01:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

光伝導スイッチということもある。光伝導膜上にアンテナを実装することに重点を置いている人は、光伝導アンテナと言っている。一方、電磁波を発生させる素子として考えた場合は、光伝導スイッチと言う。

テラヘルツ波を発振したり検出したりするために用いる。

光伝導膜をフェムト秒の超短パルスレーザーで励起し、光伝導膜中の自由電子を励起する。この自由電子を加速させて電磁波を生じさせる。このときに、自由電子を加速させるために、電極を設け、電極間に電圧をかけることによって自由電子を加速させる。

これにより、テラヘルツ電磁波が発生する。現在は、テラヘルツ時間領域分光法で活用されている。

図1は、光伝導アンテナの構成を示している。光伝導膜が白い部分であり、その上の黒い部分が電極を構成している。超短パルスレーザーを黒い部分の間に照射することによって、光伝導膜中に自由電子を励起する。


図1

外部リンク





光伝導アンテナと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「光伝導アンテナ」の関連用語

光伝導アンテナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



光伝導アンテナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの光伝導アンテナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS