他の量子数との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/15 08:12 UTC 版)
詳細は「中野・西島・ゲルマンの法則」を参照 中野・西島・ゲルマンの法則においてバリオン数 B とストレンジネス S により、 Q = I 3 + 1 2 ( B + S ) {\displaystyle Q=I_{3}+{\frac {1}{2}}(B+S)} と表される。 従って、超電荷は Y = B + S {\displaystyle Y=B+S} となる。 弱い相互作用が関わらない反応ではバリオン数とストレンジネスはそれぞれに保存し、超電荷も保存する。 後にチャーム C、ボトムネス B'、トップネス T が発見され、 中野・西島・ゲルマンの法則が Q = I 3 + 1 2 ( B + S + C + B ′ + T ) {\displaystyle Q=I_{3}+{\frac {1}{2}}(B+S+C+B'+T)} と修正されるに従い、超電荷も Y = B + S + C + B ′ + T {\displaystyle Y=B+S+C+B'+T} と修正される。 超電荷が保存するということは、フレーバーが保存することを示唆する。強い相互作用は超電荷を保存するが、弱い相互作用は保存しない。
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