今井智景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 17:21 UTC 版)
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今井 智景 | |
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生誕 | 1979年3月15日(46歳) |
出身地 |
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学歴 |
アムステルダム音楽院修士課程 愛知県立芸術大学音楽学部作曲科作曲専攻 |
ジャンル | 現代音楽 |
公式サイト | chikageimai.net |
今井'智景(いまい ちかげ、1979年3月15日 - )は、日本の現代音楽の作曲家。ロームミュージックファンデーション奨学生(’05-‘08)、第28回国際入野作曲コンクール、Prix Annelie de Man Prize佳作賞受賞。Seainx project(シーインクス ・プロジェクト)主宰。
経歴
[1][出典無効]
これまでに作曲を湯浅譲二、松井昭彦、W. ヘンドリクス、F. ニーダーに師事。「音楽におけるベクトル」を探求し、音楽自身が有機体であることを意識して作曲。その延長線上に、映像や写真、コンテンポラリー・ダンス、舞台美術など他分野芸術との交流を深めた作品が多数あり、演出も手がける。
近年では「社会と共存する芸術活動」を追求し、愛知における現代音楽の裾野を広げるため、国内外の演奏家を招いてレクチャー&コンサートシリーズ「クロスバウンダリー」や現代音楽アカデミーなどの開催と共に、中川運河助成事業ARToC10やあいちトリエンナーレへの参加など地域に根ざす様々な活動を行っている。
作品は、自身がプロデュースする公演をはじめ、フェスティヴァル・ドートンヌ、西ドイツ放送局、ミュージック・フロム・ジャパン、ハナツミロワ、ベルティシェ・ソノラ・アンサンブル、鈴木俊哉などから委嘱を受け、世界各地で演奏されている。
2020年、アンサンブル・モデルンの40周年記念公演とCD制作に唯一の日本人作曲家として招聘。2022年、あいちトリエンナーレの招待作家として発表した自らが作曲、構成と演出を手がけた音楽と写真と映像による舞台芸術作品「シネクドキズム3」を披露した。2023年冬には国際アンサンブル・モデルン・アカデミー20周年を祝した委嘱作品が初演され高い評価を受けた。
ドイツのミュージック・プロダクション・ダブリングハウス&グリム、アンサンブル・モデルン・メディア等より作品が収録されたCDが発売。
脚注
出典
- ^ ニンフェアール第20回公演プログラムより引用
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