井戸棟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 16:40 UTC 版)
井戸棟(Brunnenbau)はつるべ井戸のある建物であることから名付けられた。 兵士棟に直結した井戸棟はルートヴィヒ5世によって建設された。特徴的な4本の列柱状の柱と2本の壁に埋め込まれた半柱で支えられている。半ば埋もれたつるべ井戸は約16mの深さがあり、おそらく1508年にはすでに存在していたとされる。ゼバスティアン・ミュンスター(1488年 - 1552年)は柱について、かつてカール大帝の宮殿があったインゲルハイム産のもので選帝侯フィリップがハイデルベルク城に運び込んだものと報告している。あるいは、これらの柱はマインツ近郊の古い建物に使われていたものである可能性がある。
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