両角亜希子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 03:54 UTC 版)
両角 亜希子(もろずみ あきこ、1973年 - )は、日本の教育学者。東京大学大学院教育学研究科教授。専門分野は高等教育論,教育社会学。主な研究テーマは、大学経営。博士(教育学)。
概要
愛知県名古屋市出身。[1]1997年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、東京大学大学院教育学研究科へと進学。その後、同大学大学院博士課程を修了し、博士(教育学)の学位を取得。[2]大学院修了後は、産業技術総合研究所の特別研究員となり、2004年に東京大学大学総合教育研究センター助手に就任。その後の2007年には同大学大学総合教育研究センター助教に昇格し、2008年に東京大学大学院教育学研究科講師に就任し、2013年には准教授を経て2021年より同大学大学院の教授へと着任。2020年には学校法人のガバナンスに関する有識者会議の委員を務めた。[3]
著書
- 私立大学の経営と拡大・再編―1980年代後半以降の動態 (両角亜希子著) 東信堂 2010年2月 ISBN 9784887139695
- 学長リーダーシップの条件 (両角亜希子編著) 東信堂 2019年12月 ISBN 9784798916071
- 日本の大学経営―自律的・協働的改革をめざして (両角亜希子著) 東信堂 2020年7月 ISBN 9784798916392
脚注
- ^ “私立大学の経営と拡大・再編―1980年代後半以降の動態”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2025年7月21日閲覧。
- ^ “東大大学院准教授の両角亜希子さん「混乱期こそ大学のマネジメント力が問われる」|知りたい 聞きたい キーパーソンに問う|朝日新聞EduA”. www.asahi.com. 2025年7月21日閲覧。
- ^ “改革推進と不祥事防止の両面から見る大学ガバナンス改革の行方とは?”. 先端教育オンライン|先端教育機構 (2022年3月1日). 2025年7月21日閲覧。
外部リンク
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