不和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 01:52 UTC 版)
さらにヴァーリンは女をめぐってドゥンドゥビの子マーヤーヴィンと争った。マーヤーヴィンはキシュキンダーにやって来てヴァーリンに挑戦したが、戦わずして逃げた。ヴァーリンとスグリーヴァはその後を追って、マーヤーヴィンの逃げ込んだ洞窟の入口までやって来て、ヴァーリンはスグリーヴァに洞窟の見張りをさせ、単身洞窟の中に入った。洞窟内は入り組んでいて、敵を探すうちに1年が経ってしまい、ようやく見つけたアスラを滅ぼした。しかし入口まで戻ってくると、塞がっていて出ることができなかった。スグリーヴァはヴァーリンが死んだと勘違いして入口を塞いだのだった。そしてスグリーヴァが都に戻ってくると、重臣たちによって王にされた。出口を発見して戻ってきたヴァーリンはスグリーヴァが王となっていることに激怒した。ヴァーリンはスグリーヴァの言葉を信じず、自分を陥れて王になろうとしたと疑い、スグリーヴァを追放して、その妃ルーマーを奪い、さらに追手を放った。スグリーヴァは世界を放浪した後、リシュヤムーカに逃げ込んだ。
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