上海体育大廈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 03:10 UTC 版)
![]() |
上海体育大廈(しゃんはいたいいくたいか)は、上海市黄浦区南京西路150号に位置する建築である[1]。この建物は国際飯店(パークホテル)の隣にあり、上海レースクラブの反対側にある[2]。外観はアーツ・アンド・クラフツ運動の影響を受けた。
概要
旧名は西僑青年会。YMCAの施設で上海在住の欧米青年のスポーツクラブだった。上海最初の温水プールなど、当時最先端の設備をそろった。建築は1928年5月に竣工し、1932年に4階建てから9階建てに拡大し、その後はさらに11階建てに拡大された[3]。太平洋戦争中、旧日本軍が西僑青年会を占拠し、東亜体育館と改名した。戦後、この建物は米軍用の施設だったが、1954年からは上海市スポーツクラブに改名された。
出典
- ^ 胡展奋著 (2018-07). 地标记忆. 上海:文汇出版社. pp. 105. ISBN 978-7-5496-2673-1
- ^ 上海近代文献馆>百年市政>市政典故>西侨青年会大楼 アーカイブ 2013年12月20日 - ウェイバックマシン 上海杨浦区图书馆
- ^ 特色志 >> 上海名建筑志 >> 欧美风情的沪滨广厦 >>凹凸美观的西侨青年会大楼(体育大厦) アーカイブ 2020年8月4日 - ウェイバックマシン 上海地方志办公室
- 上海体育大廈のページへのリンク