三教勘注抄とは? わかりやすく解説

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三教勘注抄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 18:17 UTC 版)

『三教勘注抄』(さんごうかんちゅうしょう)は、藤原敦光康平4年(1062年) - 天養元年(1144年))による『三教指帰』の注釈書。

成立はわかっていないが、康平6年(1063年)から天養元年(1144年)の間であろうとされる。『真言宗全書』第40巻に所収。

なお、岩波書店日本古典文学大系の解説に、『三教勘注抄』は藤原敦光によるものでないとの示唆があるが、後に太田次男により否定されている。

参考文献

  • 『真言宗全書解題』真言宗全書刊行会、1937年
  • 『真言宗全書』第40巻、続真言宗全書刊行会、1977年(復刊)
  • 『三教指帰』日本古典文学大系、岩波書店、1965年
  • 太田次男・稲谷祐宣「平安末写三教指帰敦光注について―解題と飜印―」『史学』(三田史学会)第41巻第1号、1968年6月
  • 山本秀人「三教勘注抄における三教指帰と注との訓読について―宝寿院本と尊経閣本との比較を中心に―」『国語学論集』(築島裕博士傘寿記念)汲古書院、2005年



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