万屋吉兵衛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/10 04:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動万屋 吉兵衛(よろずや きちべえ、生没年不詳)とは江戸時代末期の江戸の地本問屋である。
来歴
万吉と号す。幕末[1]に江戸の芝神明前清兵衛店において地本問屋を営業している。勝川春朗、歌川広重、歌川芳員の錦絵を出版している。
作品
- 勝川春朗 「江都両国橋夕涼花火之図」 横大判 錦絵 ※西村屋与八版「新板浮絵両国橋夕涼花火見物之図」の後版
- 歌川広重 「曽我物語図会」 大判 錦絵揃物
- 歌川芳員 「仏蘭西人」 大判 錦絵 文久1年(1861年)
- 歌川芳員 「英吉利人」 大判 錦絵 文久1年
- 歌川芳員 「亜墨利加人」 大判 錦絵 文久1年
脚注
- ^ 『浮世絵の基礎知識』は天保・弘化頃とするが、実際には文久1年の作品がみられる。
参考文献
- 万屋吉兵衛のページへのリンク