極値分布
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 14:26 UTC 版)
極値分布(きょくちぶんぷ、英: extreme value distribution)とは、確率論および統計学において、ある累積分布関数にしたがって生じた大きさ n の標本 X1,X2, …, Xn のうち、x 以上 (あるいは以下) となるものの個数がどのように分布するかを表す、連続確率分布モデルである。特に最大値や最小値などが漸近的に従う分布であり、河川の氾濫、最大風速、最大降雨量、金融におけるリスク等の分布に適用される。
定義と性質
一般化極値分布
極値分布には後述する3つの型があるが、その一般形の一般化極値分布(generalized extreme value distribution, GEV) の累積分布関数は以下で与えられる。
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