一年冰とは? わかりやすく解説

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一冬氷(ひとふゆごおり)winter ice

一年氷(いちねんごおりfirst year ice

板状軟氷がその冬の間に成長し、15cm-3m程度厚さにに成長したものを一冬氷という。一年氷とも呼ばれるオホーツク海ベーリング海のような低緯度の海でみられる海氷は一冬氷であり、夏期には全て溶融する。これに対して極地方夏期にも融けず年を越して次の冬にさらに成長したものを二冬氷一般に複数の冬にわたって成長したものを多冬()氷または多年)氷という。

一年氷(first-year ice)

板状軟氷から発達し,一冬より長く経過しない海氷で,厚さ30cm~2m厚さによって    
薄い一年氷(thin first-year ice30~70cm)
並の一年氷(medium first-year ice70~120cm)
厚い一年氷(thick first-year ice:120cm以上)
分類される


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この記事は、気象庁「海洋観測指針」(1999)のデータを基に、(社)日本雪氷学会が気象庁の許諾を得て電子化した「海氷分類の用語集」を転載しております。

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