ローマ＝アンコーナ線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/06/13 02:19 UTC 版)
| ローマ＝アンコーナ線 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国 |  イタリア |
| 起点 | ローマ |
| 終点 | アンコーナ |
| 運営者 | フェッロヴィーエ・デッロ・スタート, RFI |
| 路線諸元 | |
| 路線距離 | 299 |
| 電化方式 | 直流 3000 V |
ローマ＝アンコーナ線 (linea Roma – Ancona) は、ローマと、アドリア海岸、より正確に言えばアンコーナ市とを結ぶ鉄道路線である。その行程ではアペニン山脈を横切り、テルニ、スポレート、フォリーニョといったウンブリア州の州域を通過する。当初の計画では、その当時の教皇国家により「Strada Ferrata Pio Centrale」（ピオ中央鉄街道）と名づけられたが、その名前はイタリア王国に捨てられた。
特徴
ローマからオルテまでは、フィレンツェ行き旧路線と線路を共用し、アンコーナへの到着前にファルコナーラ・マリッティマでアンコーナ＝ボローニャ線と合流して最終区間を共用する。 最近安全のために施設の更新作業を行った。直流3kvが引かれている。
複線化
ローマ＝アンコーナ線は比較的交通量が多く、州内列車、州間列車、インターシティ、ユーロスターなどが通行するが、以下に示すように大部分の区間が単線である:
- ローマ - オルテ: フィレンツェ＝ローマ線との共用区間は複線
- オルテ - テルニ: 30 km 複線
- テルニ - カンペッロ: 40 km 単線
- カンペッロ - フォリーニョ : 15 km 複線
- フォリーニョ - フォッサート: 40 km 単線
- フォッサート - ファルビアーノ: 15 km 単線
- ファルビアーノ - アルバチーナ: 10 km 単線
- アルバチーナ - モンテカロッコ: 25 km 単線
- モンテカロッコ - ファルコナーラ: 25 km 複線
- ファルコナーラ - アンコーナ: アドリア海線との共用区間は複線
沿線、駅と停車場
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ローマ・テルミニ | ||
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ローマ・ティブルティーナ | ||
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ローマ・ノメンターナ | ||
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ヌオーヴォ・サラーリオ | ||
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フィデーネ | ||
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セッテバーニ | ||
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フィレンツェ行き「ディレッティッシマ」 | ||
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モンテロトンド＝メンターナ | ||
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ピアーナ・ベッラ・ディ・モンテリブレッティ | ||
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ファーラ・サビーナ＝モンテルブレッティ | ||
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ポッジョ・ミルテート | ||
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ガヴィニャーノ・サビーノ | ||
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スティミリアーノ | ||
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コッレヴェッキオ＝ポッジョ・ソンマヴィッラ | ||
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チーヴィタ・カステッラーナ＝マリアーナ | ||
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ガッレーゼ・タヴェリーナ | ||
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オルテ・スド「ディレッティッシマ」接続 | ||
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オルテ | ||
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カプラーニカ行き路線 | ||
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オルテ・ノルド「ディレッティッシマ」接続 | ||
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フィレンツェ行き路線 | ||
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サン・リベラート | ||
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ネーラ・モントーロ | ||
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ナルニ＝アメーリア | ||
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サンセポルクロ行き路線/スルモーナ行き路線 | ||
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テルニ | ||
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ジュンカーノ | ||
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バイアーノ・ディ・スポレート | ||
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スポレート | ||
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サン・ジャコモ・ディ・スポレート | ||
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カンペッロ・スル・クリトゥンノ | ||
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トレーヴィ | ||
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フォリーニョ | ||
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テロントラ行き路線 | ||
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スカンツァーノ＝ベルフィオーレ | ||
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カポダックア＝ピエーヴェ・ファノーニカ | ||
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ヴァルトピーナ | ||
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ノチェーラ・ウンブラ | ||
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ポンテ・パッラーノ・ディ・ノチェーラ・ウンブラ | ||
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ガイファーナ | ||
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グアルド・タディーノ | ||
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フォッサート・ディ・ヴィーコ＝グッビオ | ||
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ペルゴラ行き路線 | ||
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ファブリアーノ | ||
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アルバチーナ | ||
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チヴィタノーヴァ・マルケ | ||
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ジェンガ＝サン・ヴィットーレ・テルメ | ||
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セッラ・サン・クイーリコ | ||
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カステルプラーニコ＝クプラモンターナ | ||
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モンテカロット＝カステルベッリーノ | ||
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パンティエーレ・ディ・カステルベッリーノ | ||
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イェージ | ||
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キアラヴァッレ | ||
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カステルフェッレッティ | ||
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ボローニャ行き路線 | ||
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ファルコナーラ・マリッティマ | ||
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パロンビーナ | ||
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アンコーナ・トッレッテ | ||
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アンコーナ | ||
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ペスカーラ行き路線 | ||
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アンコーナ・マリッティマ | ||
参考文献
- Gianfranco Tiberi. Gli investimenti ferroviari:150 anni di altalena, in La tecnica professionale . Roma, CIFI, 1989 .
- Gian Guido Turchi. La ferrovia Roma-Ancona dalla "Pio centrale" al "Pendolino", in Ferrovie italmodel . Verona, edizioni EMME, 1979 .
- ローマ＝アンコーナ線のページへのリンク
