ロイド・B・カールトンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 芸能人 > 俳優・女優 > アメリカ合衆国の俳優 > ロイド・B・カールトンの意味・解説 

ロイド・B・カールトン

(ロイド・カールトン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 09:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Lloyd B. Carleton
ロイド・B・カールトン
本名 カールトン・B・リトル
Carleton B. Little
別名義 L・B・カールトン
L. B. Carleton
ロイド・カールトン
Lloyd Carleton
生年月日 1872年
没年月日 1933年8月8日
死没地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市
職業 映画監督脚本家俳優映画プロデューサー
ジャンル サイレント映画、舞台
著名な家族 ジョン・T・カールトン
テンプレートを表示

ロイド・B・カールトンLloyd B. Carleton, 1872年 - 1933年8月8日)は、アメリカ合衆国映画監督脚本家俳優映画プロデューサーである[1]。本名カールトン・B・リトルCarleton B. Little)、L・B・カールトンL. B. Carleton)、ロイド・カールトンLloyd Carleton)とも名乗った[1]

人物・来歴

1872年(明治5年)、生地不明、「カールトン・B・リトル」として生まれる[1]。兄弟にのちに俳優となるジョン・T・カールトンがいる[1]

コロンビア大学に学んだのちに舞台俳優となる[1]。1910年(明治43年)、バイオグラフ・カンパニーが製作したD・W・グリフィス監督の短篇映画 Simple Charity に出演する[1]。同年、タンハウザー・フィルム・カンパニーに入社、フランク・ホール・クレイン主演の短篇映画 St. Elmo で映画監督としてデビューする。1912年(大正元年)、ルービン・マニュファクチャリング・カンパニー(ルービン・スタジオ)に移籍、短篇映画を量産する[1]。1914年(大正3年)、ボックス・オフィス・アトラクションズ・カンパニー、翌1915年(大正4年)、セリグ・ポリスコープ・カンパニーに移籍、引き続き短篇映画を量産する[1]。同年、 Sacred Tiger of Agra を最後に同社を去る[1]

1916年(大正5年)、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)に移籍、同年に同社が設立した子会社・ブルーバード映画で、『恨の短剣』を監督[1]、同作は日本でも公開された[2]。同社の同様の子会社であるレッド・フェザー映画で監督した『離れ島』、『浮雲』等も日本で公開され、同じくレムリ映画等でも監督した[1]

1920年(大正9年)、自らの製作会社ロイド・カールトン・プロダクションズを設立、1925年(大正4年)までに6作を製作した[3]。1927年(昭和2年)、『九秒五分の三』の脚本を書いたローイ・クレメンツの監督作に出演して以降は映画界を離れ、舞台に戻った[1]

1933年(昭和8年)8月8日ニューヨーク州ニューヨーク市で死去した[1]。満60-61歳没。

フィルモグラフィ

特筆以外は監督である[1]

関連事項

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n Lloyd B. Carleton, Internet Movie Database (英語), 2010年4月19日閲覧。
  2. ^ 『ブルーバード映画の記録』 : 製作・著・発行山中十志雄・塚田嘉信、1984年4月、p.60-63.
  3. ^ Lloyd Carleton Productions - IMDbPro(英語)(要購読契約), 2010年4月19日閲覧。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロイド・B・カールトン」の関連用語

ロイド・B・カールトンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロイド・B・カールトンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロイド・B・カールトン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS