リナ・メッシンガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/05 14:22 UTC 版)
 1976年 | |
| プロフィール | |
|---|---|
| 別名義 | Rina Mor |
| 生年月日 | 1956年2月16日 |
| 現年齢 | 67歳 |
| 出身地 |  イスラエル国ハイファ地区Kiryat Tiv'on |
| 瞳の色 | ブルー |
| 毛髪の色 | ダークブロンド |
| 公称サイズ（1976[1]時点） | |
| 身長 / 体重 | 171 cm / 54 kg |
| BMI | 18.5 |
| スリーサイズ | 89 - 65 - 90 cm |
| 活動 | |
| 備考 | ミス・ユニバース1976 |
| モデル: テンプレート - カテゴリ | |
リナ・メッシンガー(Rina Messinger, 結婚後Rina Mor-Goder、1956年2月16日 - )は、イスラエルの弁護士。1976年、ミス・ユニバース世界大会優勝（イスラエル代表として初、西アジア・中東ではレバノンのジョルジーナ・リザークに次いで2人目）。
経歴
1956年2月16日、ハイファ地区Kiryat Tiv'onに生まれる。父はイスラエル空軍の整備士兼パイロット。母は幼稚園教諭。
1976年7月11日、第25回ミス・ユニバース世界大会優勝。決勝の質疑応答で行ってみたい国は、と聞かれた彼女は、恐れることなくこう答えた：[2]
An Arab country, but since I know it would be impossible for me, a country in the Far East. （アラブ諸国のうちいずれか…ですが、私には無理だと分かっているので極東諸国のうちいずれか）
1976年、戴冠後にプレスにこう語った：
I'm no politician. I think my being Miss Universe will show people that Israel has another side, not only war. （私は政治家ではありません。私がミス・ユニバースの王冠を戴くことで、イスラエルが戦争だけではない別の側面を持っていると皆さんに分かってもらえると思います）
また、賞金10000ドルの一部をイスラエルの負傷兵たちに贈るプランも開示した[3]。
ミスとしての任期の後、ニューヨークにとどまりイスラエル支援ユダヤ機構（Jewish Agency for Israel）[4]の広報活動に従事[2]。
1980年、イスラエルに帰国。民間企業の広報活動を行うなか、後の夫と出会う[2]。
1991年、テルアビブ大学入学。法学を学び、学士号取得。
1996年、夫のビジネスの拠点であるオランダに移る。そこで家族法を研究し、修士号取得[5]。
2002年、イスラエルに帰国。テルアビブ最大の法律事務所に勤務[5]。
その他
ある大会関係者によると、彼女がミス・ユニバースになったことは、外遊や個人的なスケジュールを考慮すると「途方もないセキュリティー上の問題（a monumental security problem）」を伴う。別の関係者はこうも言った。パレスチナのテロリストから新しいミス・ユニバースを護るセキュリティープラン策定に取り組んでいる。彼らが最初にとった対策は、戴冠式会場からテレビカメラを取り除くことだった[3]。
出典
- ^ “Miss Israel named as Miss Universe”. Herald-Journal. (1976年7月12日)
- ^ a b c “39th place –Miss Universe 1976– Rina Messinger”. globalbeauties.com. 2011年5月26日閲覧。
- ^ a b “The 70's - Part Two”. The Dish On The Universe. 2009年8月4日閲覧。
- ^ 井口泰「ユダヤ系ディアスポラとイスラエルの経済発展──「スタートアップ・ネーション」の移民政策」『移民政策研究』第6号、明石書店、2014年、97-115頁。
- ^ a b “finale”. pageantopolis.com. 2012年10月9日閲覧。
- リナ・メッシンガーのページへのリンク
