ラトビア国立交響楽団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 09:17 UTC 版)
ラトビア国立交響楽団 | |
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原語名 | ラトビア語: Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris |
出身地 | ![]() |
ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1926年 - |
公式サイト | www.lnso.lv/ |
ラトビア国立交響楽団[注釈 1] (ラトビアこくりつこうきょうがくだん、ラトビア語: Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris、略称:LNSO) は、ラトビアのリガに本拠を置く国立のオーケストラ。
概要
1926年創立[1]。リガ放送交響楽団として発足し[2]、ロストロポーヴィチ、オイストラフ、リヒテルなど豪華なソリスト達を定期公演の常連に迎えながら、グレードアップを続け、ラトビア国立交響楽団へと発展した[3]。
1975年から12年間ヴァシリー・シナイスキーが首席指揮者を務め、国外への楽旅を増やし、ラトビア音楽の普及に尽くすなど[4]、楽団中興の祖としての実績を残した[3]。
自国出身のマリス・ヤンソンス、ロシアのフェドセーエフなど巨匠指揮者を客演に迎えるなど豊富な経験を積んでいる[2]。
2022年からタルモ・ペルトコスキが音楽監督を務める[5][6]。
音楽監督・首席指揮者
- アルヴィズ・パルプス(1926年–1928年)
- ヤニス・メディンス(1929年–1944年)
- ドミトリース・クイコフス(1945年–1949年)
- エドガーズ・トンズ(1963年–1966年)
- レオニーズ・ヴィグナース(1966年–1974年)
- ヴァシリー・シナイスキー(1975年–1987年)
- ポール・マギ(1990年–1994年)
- テリエ・ミケルセン(1997年–2001年)
- オラリ・エルツ(2001年–2005年)
- カレル・マーク・シチョン(2009年–2012年)
- アンドリス・ポーガ(2013年–2021年)
- タルモ・ペルトコスキ (2022年– )
脚注
注釈
- ^ 「ラトビア」の表記はWikipediaの国名表記によった。
出典
- ^ 最新 世界のオーケストラ名鑑387 2009, p. 172, 「ラトヴィア国立交響楽団」.
- ^ a b “LATVIJAS NACIONĀLAIS SIMFONISKAIS ORĶESTRIS” (ラトビア語). Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris. 2025年5月3日閲覧。
- ^ a b 世界のオーケストラ(2)上 ~パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 187-190「47.ラトヴィア国立交響楽団」.
- ^ “Goda diriģents Vasilijs Sinaiskis” (ラトビア語). Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “リガ発 〓 ラトビア国立響の次期音楽監督兼芸術監督にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ”. 月刊音楽祭. 楽壇ニュース. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “Mākslinieciskais vadītājs un galvenais diriģents TARMO PELTOKOSKI” (ラトビア語). Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris. DIRIĢENTI. 2025年5月3日閲覧。
参考文献
- 『最新 世界のオーケストラ名鑑387』音楽之友社〈ONTOMO MOOK〉、2009年6月。ISBN 978-4-276-96188-3。
- 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)上 ~パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。 ISBN 978-4-87463-206-2。
外部リンク
- Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris - 公式ウェブサイト
- ラトビア国立交響楽団のページへのリンク