モノドナウィリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:57 UTC 版)
モノドナウィリア(Monodnaviria)またはモノドナウイルス域[1]は、2019年に国際ウイルス分類委員会(ICTV)によって提案されたウイルスの分類群。ゲノムが1本鎖DNAであり、HUHエンドヌクレアーゼ(en:HUH-tag)スーパーファミリーに属すローリングサークル複製酵素を持つことを特徴とする[2]。また、一部の二本鎖DNAウイルスを含んでいるように[3]、これらの特徴を失ったウイルスであっても、進化的に強く関連付けられる場合はこの域に含まれる[2]。
- ^ 「国際ウイルス分類委員会の新しい分類体系(「ICTV New Taxonomy Release(2019)」)で提唱された目より上位の分類(2020年3月承認)」神谷茂 監修、錫谷達夫・松本哲哉 編『標準微生物学 第14版』付録、医学書院、2021年、表27-4、2022年6月12日閲覧。
- ^ a b c d Koonin EV "et al." (2019). “Create a megataxonomic framework, filling all principal taxonomic ranks, for ssDNA viruses”. ICTV. doi:10.13140/RG.2.2.36696.85760.
- ^ a b “Virus Taxonomy: 2019 Release”. talk.ictvonline.org. International Committee on Taxonomy of Viruses. 2020年4月28日閲覧。
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