モティオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 17:15 UTC 版)
モティオンまたはモティウム(ギリシア語:Μότυον)は古代シチリアの小都市または砦で、アクラガス(現在のアグリジェント)領にあった。紀元前451年に、シケル人の指導者であるドゥケティオスに包囲され、アクラガスとその同盟軍はドゥケティオスに敗れたため、モティオンも占領された。しかし、翌年にはアクラガスが奪回に成功している[1]。理由は不明であるが、紀元前320年頃にモティオンは放棄された。現在のカルタニッセッタ県サン・カタルドのヴァサラーギ遺跡(en)がモティオンであると推定されている[2]。
- ^ ディオドロス xi. 91.
- ^ Richard Talbert, Barrington Atlas of the Greek and Roman World, (ISBN 0-691-03169-X), Map 47 & notes.
- 1 モティオンとは
- 2 モティオンの概要
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