マーク・グリーニーとは? わかりやすく解説

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マーク・グリーニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 06:26 UTC 版)

マーク・グリーニー
(Mark Greaney)
Greaney in 2020
誕生 Mark Strode Greaney
(1967-10-25) 1967年10月25日(57歳)
アメリカ合衆国 テネシー州メンフィス
代表作 『暗殺者グレイマン』
公式サイト https://markgreaneybooks.com/
ウィキポータル 文学
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マーク・グリーニー(Mark Greaney、1967年 - )は、アメリカ合衆国小説家ミステリーおよびスリラー小説を手掛け、トム・クランシーの共著者としても知られている。テネシー州メンフィス在住。

略歴

メンフィス大学卒業。バーテンダーや医療機器会社の社員として働きながら執筆活動を開始し、ボスニア内戦の余波を題材とした『Goon Squad』をエージェントに渡したところ、主要人物である「グレイマン」ことコート・ジェントリーを主人公とした作品を書くよう促される。

2009年、デビュー作の『暗殺者グレイマン』が世界的ベストセラーとなり、2010年バリー賞・スリラー賞部門にノミネート。続く第2作『暗殺者の正義』も、2011年の同部門に、更に第3作『暗殺者の鎮魂』も2012年の同部門にノミネートされている。

2011年からはトム・クランシーの人気小説シリーズ“ジャック・ライアン・シリーズ”を共著者として手掛け、クランシーの死後、シリーズの登場人物である“ドミニク・カルーソー”を主人公とした『機密奪還』を発表。『米朝開戦』から『イスラム最終戦争』までは、単独で同シリーズを執筆した。(次作『Point of Contact』以降はマーク・キャメロン、ドン・ベントレーら複数の作家がシリーズを書き継いでいる。)

2022年7月には、Netflixで『暗殺者グレイマン』に基づいた映画『グレイマン』が配信されている。

作品リスト

グレイマン・シリーズ

# 邦題 原題 刊行年
刊行年月
訳者 出版社
1 暗殺者グレイマン The Gray Man 2009年 2012年9月 伏見威蕃 ハヤカワ文庫NV
2 暗殺者の正義 On Target 2010年 2013年4月
3 暗殺者の鎮魂 Ballistic 2011年 2013年10月
4 暗殺者の復讐 Dead Eye 2013年 2014年5月
5 暗殺者の反撃 Back Blast 2016年 2016年7月
6 暗殺者の飛躍 Gunmetal Gray 2017年 2017年8月
7 暗殺者の潜入 Agent in Place 2018年 2018年8月
8 暗殺者の追跡 Mission Critical 2019年 2019年8月
9 暗殺者の悔恨 One Minute Out 2020年 2020年11月
10 暗殺者の献身 Relentless 2021年 2021年9月
11 暗殺者の回想 Sierra Six 2022年 2022年10月
12 暗殺者の屈辱 Burner 2023年 2023年12月
13 暗殺者の矜持 The Chaos Agent 2024年 2024年12月
14   Midnight Black 2025年    
15   The Hard Line 2026年    

ジャック・ライアン・シリーズ

# 邦題 原題 刊行年
刊行年月
訳者 出版社
1 ライアンの代価 Locked On 2011年 2012年11月 田村源二 新潮文庫
2 米中開戦 Threat Vector 2012年 2013年12月
3 米露開戦 Command Authority 2013年 2014年12月
4 機密奪還 Support and Defend 2014年 2017年3月
5 米朝開戦 Full Force and Effect 2014年 2016年2月
6 欧州開戦 Commander in Chief 2015年 2018年4月
7 イスラム最終戦争 True Faith and Allegiance 2016年 2019年5月

アーマード・シリーズ

# 邦題 原題 刊行年
刊行年月
訳者 出版社
1 アーマード 生還不能(上・下) Armored 2021年 2023年6月 伏見威蕃 ハヤカワ文庫NV
2 アーマード2 極限死境(上・下) Sentinel 2024年 2025年7月

その他長編

# 邦題 原題 刊行年
刊行年月
訳者 出版社
1 レッド・メタル作戦発動(上・下) Red Metal 2019年 2020年4月 伏見威蕃 ハヤカワ文庫NV H・リプリー・ローリングス四世との共著

出典

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