マリーベル (上原きみ子の漫画)とは? わかりやすく解説

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マリーベル (上原きみ子の漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 16:34 UTC 版)

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マリーベル
ジャンル 歴史漫画少女漫画・演劇漫画
漫画
作者 上原きみ子
出版社 小学館
掲載誌 少女コミック
レーベル フラワーコミックス(単行本)
講談社漫画文庫(文庫版)
発表期間 1978年 - 1980年
巻数 全12巻(単行本)
全6巻(文庫版)
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マリーベル』は、上原きみ子[1]による日本の漫画である。1978年から1980年にかけて、小学館の少女漫画雑誌『少女コミック』に連載された。単行本は全12巻(フラワーコミックス)。後に講談社より講談社漫画文庫として文庫版が全6巻で刊行された。

18世紀後半のフランスを舞台に、フランス人の少女・マリーベルがフランス革命という激動の時代の波に翻弄されながらも、生き別れの兄を探しながら舞台女優として生きてゆく姿を描いた演劇・歴史漫画である。

作品解説

『ロリィの青春』、『炎のロマンス』に続く、上原きみ子の代表作[2]。フランス革命期のフランスを舞台に、主人公の少女マリーベルが様々な人たちとの出会いの中で演劇の道を歩んでいく姿を描いた作品。実在した歴史上の人物も登場し、マリーベルが探すこととなる生き別れの兄・アントワーヌはフランス革命に参加したルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュストであり、彼女はその妹という設定である。

執筆のきっかけは当時の『少女コミック』編集長から上原がフランス革命を背景にした歴史小説『紅はこべ』を薦められたことに始まる。上原がそれを数時間で読み終えると『少コミ』編集長は「次はこれでいこう!」と言い、当時『マーガレット』で連載中の『ベルサイユのばら』のファンであった上原は『ベルばら』と同じ時代を舞台とした作品を書けることに感激して二つ返事で編集長の提案を快諾、連載が決まった[2]

書誌情報

小学館 フラワーコミックス 全12巻
  • 01巻 1979年09月20日
  • 02巻 1979年09月20日
  • 03巻 1979年11月20日
  • 04巻 1979年12月20日
  • 05巻 1980年02月20日
  • 06巻 1980年04月20日
  • 07巻 1980年07月20日
  • 08巻 1980年08月20日
  • 09巻 1980年09月20日
  • 第10巻 1980年10月20日
  • 第11巻 1980年11月20日
  • 第12巻 1981年01月20日
講談社 講談社漫画文庫 全6巻

出典

  1. ^ フラワーコミックスでは上原きみこ名義
  2. ^ a b 講談社漫画文庫『マリーベル』第1巻の表紙カバーの作者コメントより。



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