マックス・タルメイ

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マックス・タルメイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/06/06 22:18 UTC 版)

マックス・タルメイ（Max Talmey 1869年-1941年）はユダヤ系ポーランド人の眼科医であり、国際語学者。アルベルト・アインシュタインの相談相手だったことで知られている。 貧しいユダヤ人家庭に生まれたが、ドイツ・ミュンヘンで医学を学んだ。その当時、アインシュタインの家族と知り合いとなり、少年アルベルトに天文学などの本を紹介し、影響を与えたとされる。 医学の学業を終えた後、タルメイは、兄の後を追って、米国に移住して、ニューヨークで眼科医となり、白内障治療分野で業績をあげた。人工言語にも造詣が深く、エスペラントの発展にも寄与した。1906年当時、エスペラントの言語委員会の一員であり、米国エスペラント協会の副会長の一人であった。しかし、1908年には、エスペラントの修正版「イド語」に、活動の分野を移し、同言語の教科書を発行した。また、イド語を改良した「Arulo（アルーロ）」を発表した。