マズロペプチン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/09/10 06:04 UTC 版)
マズロペプチン (maduropeptin) は、Actinomadura maduraeから単離された色素タンパク質であり、タンパク質 (MdpA) と発色団（クロモフォア）の1対1の混合物から成る[1]。発色団は不安定であり付加体のみが単離できる[2]。発色団はエンジイン構造を持つ抗生物質であり、抗がん活性も示す。
- ^ Hanada M, Ohkuma H, Yonemoto T, Tomita K, Ohbayashi M, Kamei H, Miyaki T, Konishi M, Kawaguchi H, Forenza S (1991). “Maduropeptin, a complex of new macromolecular antitumor antibiotics”. J. Antibiot. (Tokyo) 44 (4): 403-414. doi:10.7164/antibiotics.44.403. PMID 2032949.
- ^ Komano K, Shimamura S, Norizuki Y, Zhao D, Kabuto C, Sato I, Hirama M (2009). “Total synthesis and structure revision of the (−)-maduropeptin chromophore”. J. Am. Chem. Soc. 131 (34): 12072-12073. doi:10.1021/ja905397p. PMID 19655742.
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