マイクロニードルとは? わかりやすく解説

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マイクロニードル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 00:41 UTC 版)

マイクロニードル(Microneedle)は、1mm未満の直径や長さの極小の針[1]。当初、針には金属が使われたが、生分解性バイオポリマーが使われるようになった。物質を通さない角質層を通過し、痛点の多い真皮より浅く薬剤を透過できる。インスリン[1]、ワクチンや化粧品、そのほか医薬品の透過のために開発されてきた。


  1. ^ a b c d e f g h i j 青柳誠司 2016.
  2. ^ 杉林堅次「薬物の皮膚透過促進とコントロールドリリース」『Drug delivery system』第31巻第3号、2016年、 201-209頁、 doi:10.2745/dds.31.201NAID 130005433005
  3. ^ a b c d e f g 廣部祥子、岡田直貴「マイクロニードルを用いた皮膚疾患治療」『Drug delivery system』第33巻第4号、2018年9月、 293-302頁、 NAID 40021688591
  4. ^ a b 劉明鎬 (2017年11月28日). “韓国経済ウォッチ~問題は肌への浸透、人気のマイクロニードル(後)”. Net IB News. 2018年12月10日閲覧。
  5. ^ 伊藤沙耶美、中川晋作、岡田直貴「マイクロニードル技術を活用した経皮ワクチン製剤の開発」『Drug delivery system』第32巻第1号、2017年、 39-45頁、 doi:10.2745/dds.32.39NAID 130005611928
  6. ^ 岡田直貴「マイクロニードル技術を活用した「貼るワクチン」の開発」『精密工学会誌』第82巻第12号、2016年、 1023-1026頁、 doi:10.2493/jjspe.82.1023NAID 130005179292
  7. ^ 松永由紀子「自己溶解型マイクロニードル技術の化粧品領域への応用」『Drug delivery system』第30巻第4号、2015年、 371-376頁、 doi:10.2745/dds.30.371NAID 130005116539
  8. ^ Terahata (2018年11月6日). “次世代型「マイクロニードル」を開発 光渦レーザー加工技術を用いた微細針 NEDO事業に採択”. 糖尿病リソースガイド. 2018年12月10日閲覧。


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