ボックストロールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ボックストロールの意味・解説 

ボックストロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 00:56 UTC 版)

ボックストロール
The Boxtrolls
監督 グラハム・アナブル
アンソニー・スタキ
脚本 イリーナ・ブリヌル
原作 アラン・スノウ
製作 トラヴィス・ナイト
音楽 ダリオ・マリアネッリ
制作会社 ライカ
配給 フォーカス・フィーチャーズ
ギャガ(ソフト販売)
公開 2014年9月26日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $60,000,000[1]
興行収入 $109,285,033[2]
テンプレートを表示

ボックストロールThe Boxtrolls)は、2014年のアメリカのストップモーション・アニメーション映画。

概要

アラン・スノウの「Here Be Monsters」という小説を元に制作された、「ボックストロール」と呼ばれるモンスターたちと、ボックストロールに育てられた少年の冒険を描くアニメーション映画。第87回アカデミー賞の長編アニメ映画賞とゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされ、アニー賞では9部門にノミネートされ声優賞と美術賞を受賞した。

日本では、アメリカでの公開から4年後に、東京都写真美術館ホールにて、「スタジオライカ特別上映」として、「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」「コララインとボタンの魔女」と併せて特別上映された。

あらすじ

チーズブリッジの町には、夜な夜な地下から現れては、子供を襲って食べると言われている、ボックストロールという名のモンスターたちがいた。その存在を恐れるリンド卿は、害虫駆除業者のスナッチャーに彼らの退治を依頼した。

しかし実際は、夜の町でゴミをあさって、発明に明け暮れる毎日を送る平和なモンスターだった。彼らは次々捕らえられてゆき、地下で彼らと暮らしていた人間のエッグスは、自分を育ててくれたトロールのフィッシュが捕まったと聞き、彼らの救出のために初めて地上に上がったのだった。

キャスト

※括弧内は日本語吹替キャスト

制作

監督のアンソニー・スタッキとグレアム・アナブルが2014年のサンディエゴ・コミコンで映画を宣伝している。

2008年6月、ライカは開発中のプロジェクトを発表し、その中には、アラン・スノウの小説「Here Be Monsters!」のアニメーション化された長編映画も存在した。

ライカは2013年2月7日、「The Boxtrolls」というタイトルの3Dストップモーションアニメを発表した。 ライカのCEOであるトラヴィス・ナイトは、「550ページの小説を90分の映画に凝縮することが最大の課題である」と指摘した[3]

興行収入

米国とカナダでは、3,464の劇場で開幕週末に1720万ドルを稼ぎ、「イコライザー」と「メイズ・ランナー」に次いで3位の結果となった。この結果は、ライカの作品の中で2番目の記録である。

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボックストロール」の関連用語

ボックストロールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボックストロールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボックストロール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS