ボウマン膜とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ボウマン膜の意味・解説 

ボーマン膜

(ボウマン膜 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 08:14 UTC 版)

ボーマン膜(Bowman-Membran)

ボーマン膜(ボーマンまく)とは、眼球の前面を覆う角膜を構成する膜。外境界膜。

概要

角膜の上皮と固有層(実質)の間にある、コラーゲンで構成された約10μmの薄い膜である。再生力は無く、一旦取り除くと生涯再生しない。医学的には、何の働きもしない、あるいは角膜実質を保護するためだけの存在であり、取り除いても視覚に影響は無いとされている。近視矯正手術において、このボーマン膜を除去する術式が存在する。

イヌ科やクマには存在しない[1]

由来

19世紀にウィリアム・ボーマン (w:William Bowman) が発見し、その名が冠された。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボウマン膜」の関連用語

ボウマン膜のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボウマン膜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボーマン膜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS