ベンクトゥシャール灯台とは? わかりやすく解説

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ベンクトゥシャール灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 02:11 UTC 版)

ベンクトゥシャール灯台
ベンクトゥシャール灯台、2010年撮影。
位置 北緯59度43分24.6秒 東経22度29分57.8秒 / 北緯59.723500度 東経22.499389度 / 59.723500; 22.499389座標: 北緯59度43分24.6秒 東経22度29分57.8秒 / 北緯59.723500度 東経22.499389度 / 59.723500; 22.499389
構造 花崗岩の塔
塔の形 バルコニーと灯室つきの円柱状の塔、隣に3と1/2階の灯台守の家
マーキング/
パターン
未塗装の塔、緑の屋根、赤いバルコニー
灯質 Fl (3) W 20s.
塔高 46メートル
灯火標高 51メートル
建設 1906年
アドミラルティ番号 C4906
NGA番号 15268
ARLHS番号 FIN-001

ベンクトゥシャール灯台(ベンクトゥシャールとうだい、フィンランド語: Bengtskärin majakka英語: Bengtskär lighthouse)はフィンランドハンコから25キロメートル南西にある諸島海英語版にある灯台[1]。灯台は1906年にベンクトゥシャール英語版というスケリー英語版(岩礁)に建てられた。塔高は46メートル、灯火標高は52メートルであり、北欧の灯台としては最も灯火標高の高いものである。

歴史

夜のベンクトゥシャール灯台、2013年撮影。

灯台の建設計画は立てられて久しいが、1905年に蒸気船のヘルシングフォルス英語版リューベックからヘルシンキへ航行する途中でベンクトゥシャール近辺で座礁、船員数人が溺死する事故がおきると、灯台の建設に緊急性があるとして計画は急ピッチで進められ、灯台は翌年に竣工した。継続戦争中の1941年、ハンコに駐留していたソビエト連邦の部隊がベンクトゥシャールに上陸して灯台を破壊しようとした英語版が失敗した。

現代ではベンクトゥシャール灯台が人気な観光地になり[2]、年間の観光客の人数は13,000から15,000となっている[3]。また博物館と小さなホテルが経営されており、花崗岩製のフィンランドサウナ英語版もある[4]

脚注

  1. ^ Position”. 2011年12月26日閲覧。
  2. ^ History”. 2011年12月26日閲覧。
  3. ^ Tiesitkö: Tämä on erikoisin paikka, missä Suomi ja Neuvostoliitto sotivat”. 2012年1月4日閲覧。
  4. ^ 灯台守のパウラ”. 2017年11月8日閲覧。

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