フランシス・アレキサンダーとは? わかりやすく解説

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フランシス・アレキサンダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 00:02 UTC 版)

フランシス・アレキサンダー
Francis Alexander
自画像(c.1830)
生誕 (1800-02-03) 1800年2月3日
アメリカ合衆国、キリングリー(Killingly)
死没 1880年3月27日(1880-03-27)(80歳)
イタリア、フィレンツェ

フランシス・アレキサンダー(Francis Alexander、1800年2月3日 - 1880年3月27日[1] は、アメリカ合衆国の画家、版画家である。主に肖像画を描いた。

略歴

コネチカット州ウィンダム郡のキリングリー(Killingly)に生まれた。父親の農場で育ち、1820年から、ニューヨークアレクサンダー・ロバートソンが運営する美術学校で学んだ[2]。1823年にボストンに移り、肖像画家として働いた。1831年から1832年の間はヨーロッパを旅し、ローマではアメリカ人風景画家のトマス・コール(1801-1841)と過ごし、フィレンツェで、マサチューセッツ州出身の裕福な女性と知り合い、1836年にボストンで結婚した。翌年、後にイラストレータとして知られることになる娘のフランチェスカ・アレクサンダー(Francesca Alexander: 1837–1917)が生まれた[3]

1840年にニューヨークのナショナル・アカデミー・オブ・デザインの名誉会員に選ばれた。1842年のアメリカ旅行の途中にボストンを訪れた有名な作家、チャールズ・ディケンズの肖像画を描いたことでも知られている[2]。この作品は現在、ボストン美術館に収蔵されている。

1853年に家族とフィレンツェに住むようになり、1868年に一度アメリカに帰国した他はフィレンツェで過ごした。晩年は美術品の収集や画商として働いた。

1880年にフィレンツェで没した[2]

作品

脚注

参考文献

  • Edmund von Mach: Alexander, Francis. In: Ulrich Thieme, Felix Becker (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 1: Aa–Antonio de Miraguel. Wilhelm Engelmann, Leipzig 1907, S. 264–265 .
  • Rudolf Thiele: Alexander, Francis. In: Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL). Band 2, Seemann, Leipzig 1986, ISBN 3-363-00115-0, S. 286 f.
  • James, Edward T.; James, Janet Wilson; Boyer, Paul S.; Radcliffe College (1971). Notable American Women, 1607–1950: A Biographical Dictionary. Vol. 1. Harvard University Press. p. 34. ISBN 978-0-674-62734-5.
  • Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Alexander, Francis". Encyclopædia Britannica. Vol. 1 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 564.



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