フィルム・シティとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フィルム・シティの意味・解説 

フィルムシティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/06 05:17 UTC 版)

エントランス
地図

フィルムシティ(Film City)は、インドムンバイサンジャイ・ガンディー国立公園英語版近郊に位置する映画スタジオボリウッド映画の製作が行われており、複数のレコーディング・ルーム、庭園、湖、劇場、グラウンドを備えている[1]。1977年にマハーラーシュトラ州政府英語版によって設立され、映画産業振興のために撮影施設を提供した[2]。フィルムシティの建設計画は映画製作者V・シャンタラム英語版の主導で進められた[3]。2001年に施設名は「インド映画の父」と呼ばれるダーダーサーヘブ・パールケーを記念して「ダーダーサーヘブ・パールケー・ナガル」と改称された[4]。また、所在地から「ムンバイ・フィルムシティ」とも呼ばれている[3]

施設

ボリウッド映画の大半はフィルムシティで撮影されており、寺院、刑務所、裁判所、湖、山、噴水、村、庭園、人工の滝などが備わっている。1日当たり約800人の撮影スタッフが8つの撮影エリアで撮影に従事していると言われている[5]。2014年からはマハーラーシュトラ州観光局の観光政策の一環として、ガイド付きのスタジオツアーが開始された[6]。2017年8月には過去5回におよび豹が人に危害を加える事故が起きたため、8日間の施設閉鎖処置を受けている[5]

出典

  1. ^ Film City Mumbai - Film City of Mumbai, Bombay Filmcity, Filmcity Mumbai India”. Mumbai.org.uk. 2010年9月6日閲覧。
  2. ^ History of Filmcity”. Dadasaheb Phalke Chitranagari. 2019年1月3日閲覧。
  3. ^ a b Indian Film Cities”. IM. 2019年1月3日閲覧。
  4. ^ FILM CITY”. Amazing Maharashtra. 2019年1月3日閲覧。
  5. ^ a b Mumbai’s Film City shut down after five leopard attacks”. Hindustan Times (2017年8月2日). 2019年1月3日閲覧。
  6. ^ Mumbai’s Bollywood Filmcity Studios Open For Public Tours”. Wall Street Journal (2014年5月3日). 2018年3月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯19度9分40秒 東経72度53分13秒 / 北緯19.16111度 東経72.88694度 / 19.16111; 72.88694




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フィルム・シティ」の関連用語

フィルム・シティのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フィルム・シティのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフィルムシティ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS