フィリップ3世 (ブルゴーニュ公)とは? わかりやすく解説

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フィリップ3世 (ブルゴーニュ公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 14:03 UTC 版)

フィリップ3世Philippe III, 1396年7月31日 - 1467年6月15日)は、ヴァロワ=ブルゴーニュ家の第3代ブルゴーニュ(在位:1419年 - 1467年)。ブラバント(在位:1430年 - 1467年)、エノー伯ホラント伯・ゼーラント伯(在位:1432年 - 1467年)、ルクセンブルク(在位:1443年 - 1467年)でもあった。「善良公」(le Bon ル・ボン)と呼ばれる。ジャン1世(無怖公)と妃で下バイエルン=シュトラウビング公・エノー伯・ホラント伯・ゼーラント伯アルブレヒト1世の娘マルグリット・ド・バヴィエールの長男。曽祖父はフランス王ジャン2世、高祖父はフランス王フィリップ6世。


  1. ^ 1418年にジャクリーヌは善良公と自身の従兄弟に当たるブラバント公ジャン4世と結婚していたが、ヨハン3世が異議を唱え争いとなり、ジャクリーヌはヨハン3世に譲歩してばかりで頼りないジャン4世に愛想をつかし1421年にイングランドへ渡り、1422年にグロスター公と再婚した経緯があった。ジャクリーヌと対立したままだったヨハン3世から相続人に指名されたことで、善良公はネーデルラント介入の機会を得ることになった。堀越、P132 - P135、カルメット、P171 - P172、P211 - P214、城戸、P256 - P259。
  2. ^ 1月に出されたベッドフォード公からのシャンパーニュ譲渡を受け入れ善良公は休戦協定が切れたままコンピエーニュへ軍を差し向けたが、内心フランスと対立したくなかったため不満で、戦後自領のピカルディーがシャルル7世に荒らされ治安回復に手こずり、イングランドへ戦費支払いを要求したり強引に戦争参加させられたことを非難している。堀越、P175 - P176、清水、P257 - P258、P271。
  1. ^ エチュヴェリー、P89、清水、P70 - P71、P97 - P98、カルメット、P98、P168。
  2. ^ 堀越、P106 - P110、P135、エチュヴェリー、P111 - P113、P115 - P117、P127、清水、P110 - P111、P116 - P118、カルメット、P199 - P211、P465、城戸、P129 - P136、P256。
  3. ^ 堀越、P140、清水、P118 - P119、カルメット、P214 - P219、城戸、P259 - P262。
  4. ^ 堀越、P135 - P140、エチュヴェリー、P133、P149 - P150、P161 - P162、清水、P121 - P124、カルメット、P219 - P221、城戸、P263、
  5. ^ 堀越、P151 - P155、清水、P205 - P206、P208 - P209、P217 - P220、P225 - P226。
  6. ^ 堀越、P174 - P175、清水、P243 - P245。
  7. ^ 堀越、P176 - P182、清水、P345 - P349、カルメット、P221 - P226、城戸、P263 - P265、n81。
  8. ^ 堀越、P218 - P219、清水、P351 - P359、カルメット、P226 - P231、城戸、P246 - P253。
  9. ^ カルメット、P231 - P235。
  10. ^ トラウシュ、P42 - P45、カルメット、P235 - P237。
  11. ^ カルメット、P240 - P254。


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