パーヴェル・フェドートフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/09 04:42 UTC 版)
パーヴェル・フェドートフ
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Павел Федотов | |
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自画像 (1848)
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生誕 | 1815年6月22日 ロシア、モスクワ |
死没 | 1852年11月14日 (37歳没) ロシア、サンクトペテルブルク |
パーヴェル・フェドートフ(ロシア語: Павел Андреевич Федотов, ラテン文字転写: Pavel Andreyevich Fedotov、1815年6月22日 - 1852年11月14日)は、ロシアの画家である。軍人となった後、画家に転じ、元同僚や家族を題材に風俗画を描いたが、精神を病み、37歳で亡くなった。
経歴
ロシアのモスクワで生まれ育った[1]。 父親は退役した兵卒だったので[2]、その勧めで11歳から軍学校に通った。サンクトペテルブルクで帝国親衛部隊に勤めながら夜に帝国美術アカデミーでカール・ブリューロフらの指導を受けた。 1844年に軍を辞して描画に没頭した。1848年にサンクトペテルブルクで絵画の個展を開き、一躍名を知られるようになった。
1852年に精神病を発症してサンクトペテルブルクの精神病院に入院後まもなく没した。
作品
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『貴族の朝食』[3]
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難しい花嫁
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若い未亡人
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芸術家の父親の肖像画
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少佐の婚約
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新人騎兵
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家族との散歩
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チェンバロwを弾く女性の肖像画
脚注
- ^ ФЕДОТОВ Павел Андреевич
- ^ J・アンネンコフ『同時代人の肖像 上』現代思潮社、1971年、31頁。
- ^ “孤独と孤立を描いたロシア絵画15選”. ロシア・ビヨンド. (2020年4月21日) 2020年5月3日閲覧。
外部リンク
- Федотов П.А. на сайте «Федор Михайлович Достоевский. Антология жизни и творчества»
- Светлана Степанова «Человеческая комедия и драма жизни в зеркале искусства Павла Федотова» // Журнал «Третьяковская галерея», #2 2015 (47)
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