バルーン‐ついたいけいせいじゅつ【バルーン椎体形成術】
読み方:ばるーんついたいけいせいじゅつ
経皮的椎体形成術
(バルーン椎体形成術 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 10:20 UTC 版)
経皮的椎体形成術(けいひてきついたいけいせいじゅつ、英:Percutaneous Vertebroplasty(PVP))とは、圧迫骨折の治療法の一つで、圧迫骨折によりつぶれた椎骨をセメントで整復する治療である。除痛効果が高いとされる[1]。骨セメント療法などとも呼ばれる[2]。日本においてはバルーンを用いて椎骨がつぶれている状態や脊柱が背中側に凸に変形している状態を戻してからセメント注入を行うバルーン椎体形成術(Balloon Kyphoplasty:BKP)が2011年1月より健康保険の適応となっている[3][4]。BKPに関しては急性期は適応とならず、椎体の圧迫骨折から8週間経過してもなお痛みと変形が残っている場合が適応となる[3][4]。
- ^ a b c d 聖路加国際病院放射線科
- ^ a b がんサポートセンター
- ^ a b 福島県立医科大学医学部整形外科講座
- ^ a b c d e f g “【つらい「腰痛」の最新対策10講座】圧迫骨折で保険適用になった「バルーン椎体形成術」とは” (日本語). zakzak. (2018年11月10日). 2018-11-10 2018年11月11日閲覧。
- ^ a b c 久留米大学医学部放射線医学教室
- ^ a b c 聖マリアンナ医科大学放射線医学
- ^ a b 福岡医学雑誌 2007年9月 p337-345「経皮的椎体形成術 : 脊椎圧迫骨折の早期疼痛緩和を目指して」
- ^ Pinsker, Story by Joe. “The Covert World of People Trying to Edit Wikipedia—for Pay”. The Atlantic. ISSN 1072-7825 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Wikipediaの編集者に金を払って記事を掲載してもらう隠された世界の実態とは”. GIGAZINE (2015年8月12日). 2022年5月8日閲覧。
- 1 経皮的椎体形成術とは
- 2 経皮的椎体形成術の概要
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