バルバドス・ジョー・ウォルコットとは? わかりやすく解説

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バルバドス・ジョー・ウォルコット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 09:17 UTC 版)

"バルバドス"ジョー・ウォルコット
基本情報
通称 バルバドスの悪魔
(Barbados Demon)
階級 ウェルター級
身長 156cm
リーチ 165cm
国籍 バルバドス
出身地 イギリス領ギアナデメララ
スタイル オーソドックス
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"バルバドス"ジョー・ウォルコット"Barbados" Joe Walcott、男性、1872年4月7日または1873年3月13日 - 1935年10月1日または10月4日[1])は、西インド諸島バルバドス出身の元プロボクサー。主にアメリカ合衆国で活躍。元世界ウェルター級チャンピオン。

ヘビー級チャンピオンのジャーシー・ジョー・ウォルコットと区別するため“バルバドス”(Barbados)の称号で呼ばれる。

来歴

15歳で渡米、ボストン港で荷役夫として働きながらアマチュアでボクシング、レスリングを経験、州の王者にもなった。

1901年、ジム・ファーンズを破り世界ウェルター級王座獲得。翌1902年12月18日にトミー・ウェストを破り1度防衛したが、1904年4月30日、ディキシー・キッドに20回反則負けでタイトルを手放した。

同年5月12日の再戦の結果はドローでタイトル奪還はならなかったが、その後キッドが体重増加を理由にタイトルを返上したため、同年、戦わずして王座に返り咲く。

その後2年間試合から遠ざかった(銃の暴発による負傷が原因とも言う)が、1906年10月16日、強打者ハニー・メロディの挑戦を受け、判定負けで王座を奪われた。

ジャック・ジョンソンを破ったヘビー級強豪で、40ポンドも体重が重いジョー・チョインスキーを7回KOしたり、他のスポーツの喧嘩自慢と対戦して全勝した等の逸話を残しているが、伝説化されている部分がなきにしもあらずの感がある(例えば、「両腕を垂らすと膝の下まで届いた」などと言われるが、残された写真を見ると疑問がある)。

通算戦績

87勝(57KO)24敗24分3無効試合19無判定

出典

  1. ^ Whereabouts Unknown, but Quite Dead: The Sad Saga of Barbados Joe Walcott”. thesweetscience.com (2019年9月10日). 2024年10月4日閲覧。

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