トリムタブ (バックミンスター・フラー)とは? わかりやすく解説

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トリムタブ (バックミンスター・フラー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/18 15:52 UTC 版)

"CALL ME TRIMTAB"と刻まれた墓石

バックミンスター・フラーが提唱したトリムタブとは、小さな部分が、巨大な全体をわずかな力で動かす働きのことを指し、彼の思想で頻繁に使用された概念である。

本来のトリムタブとは、船舶において舵自体につける更に小さな舵のことをいう。これになぞらえて、フラーはか弱い個人でも最大限の決意を持って正しいことを行えば、人類という巨大な船を動かしうると主張した。

彼の墓標にも「Call me trimtab」という碑が刻まれていることからも、彼が自らの存在を「トリムタブ」と見なしていたことがうかがえる。

参考文献

  • 『クリティカル・パス―人類の生存戦略と未来への選択』バックミンスター・フラー、 梶川 泰司 訳 白揚社 ISBN 4826900848

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