トップランナー基準
省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)が指定している、特定のエネルギー消費機器(特定機器)に関する省エネルギー基準。
各製品カテゴリーにおいて商品化されている製品のうち、最も優れている機器のエネルギー消費効率を、該当の製品カテゴリーにおけるエネルギー消費効率の基準とする。基準に満たない製品を販売し続ける企業には、罰金などの措置がとられる。
特定機器には、既に大量に導入されており、相当量のエネルギー消費を伴う製品が指定されている。乗用車やエアコン、テレビなど、2009年7月時点で23種類のエネルギー消費機器が対象となっている。
関連サイト:
機械器具Q&A - ECCJ 省エネルギーセンター
トップランナー方式
(トップランナー基準 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/21 05:35 UTC 版)
トップランナー方式(トップランナーほうしき)とは、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)に基づく機器のエネルギー消費効率基準の策定方法。エネルギー多消費機器のうち省エネ法で指定する特定機器の省エネルギー基準を、各々の機器において、基準設定時に商品化されている製品のうち「最も省エネ性能が優れている機器(トップランナー)」の性能以上に設定する制度。1999年の省エネ法改正により、民生・運輸部門の省エネルギーの主要な施策の一つとして導入された。
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