トゥシュラッタとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 外国人名の読み方 > トゥシュラッタの意味・解説 

トゥシュラッタ

名前 Tušratta

トゥシュラッタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 02:42 UTC 版)

トゥシュラッタ
ミタンニ
在位 紀元前1380年 - 紀元前1350年頃

死去 紀元前1350年頃
子女 タドゥキパ英語版
父親 シュッタルナ2世
テンプレートを表示

トゥシュラッタ (Tušratta、紀元前1380年 - 紀元前1350年頃)は、ミタンニの王。シュッタルナ2世の子。兄はアルタッシュマラ。弟はシャッティワザ(マッティワザとも)。妹はギルヒパ(エジプト王アメンホテプ3世妃)。息子の一人に暗殺されたとされる。

タドゥキパについて

トゥシュラッタは、エジプト第18王朝と同盟を結ぶべく、アメンホテプ3世に政略結婚を打診した。 アメンホテプ3世はトゥシュラッタ宛てにタドゥキパと結婚したいとの手紙を何回も書いた(アマルナ文書)。だがタドゥキパが来る前にアメンホテプ3世は亡くなったらしい。

タドゥキパは3世の息子で新王のアメンホテプ4世と結婚する。トゥシュラッタの娘・タドゥキパ英語版(Tadukhipa)は、アメンホテプ4世の2番目の妃キヤ(KiYa)、あるいはエジプト王妃ネフェルティティであるとも言われている。

ヒッタイトとの戦い

ヒッタイト王のシュッピルリウマ1世の庇護を受けて、トゥシュラッタの政敵アルタタマ2世がミタンニ王に即位し、ミタンニはヒッタイトの属国として存続した。

先代
アルタッシュマラ英語版
ミタンニ
前1380年 - 前1350年頃
次代
アルタタマ2世


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トゥシュラッタ」の関連用語

トゥシュラッタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トゥシュラッタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトゥシュラッタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS