デーヴダース (1936年の映画)
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| デーヴダース | |
|---|---|
| Devdas | |
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| 監督 | P・C・ボルア |
| 脚本 | P・C・ボルア キダール・シャルマー(台詞) |
| 原作 | ショロトチョンドロ・チョットパッダエ 『デーヴダース』 |
| 出演者 | K・L・サイガル ジャムナー・ボルア ラージクマーリー スルターナー |
| 音楽 | ラーイチャンド・ボラール パンカジ・マリク ティミル・バーラン |
| 撮影 | ビマル・ロイ |
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| 上映時間 | 139分 |
| 製作国 | |
| 言語 | ヒンドゥスターニー語 |
『デーヴダース』(Devdas)は、1936年のインドのヒンディー語ロマンティック・ドラマ映画。ショロトチョンドロ・チョットパッダエの同名小説の映画化作品であり[1][2]、主要キャストとしてP・C・ボルアが監督を務め、K・L・サイガル、ジャムナー・ボルア、ラージクマーリーが出演している。
ストーリー
地主の息子デーヴダースは貧家の娘パーローと幼馴染みであり、相思相愛の関係だった。やがて、デーヴダースはカルカッタの大学に進学し、その間にパーローの父は彼女を年上の男と結婚させてしまう。パーローはデーヴダースを愛していたものの、当時の慣習に従い父の決めた男との結婚を承諾する。彼女の結婚を知ったデーヴダースはショックを受けて酒浸りになり、そんな彼に恋をした娼婦チャンドラムキーは彼を支えるために、娼婦の職を手放してしまう。デーヴダースの現状を知ったパーローは彼のもとを訪れて酒浸りの生活を止めさせようとするが、デーヴダースは「自分が最期を迎える時には必ず会いに行く」と約束を交わして彼女を送り返す。やがて死期を悟ったデーヴダースは、パーローとの約束を果たすために彼女の住む屋敷に向かうが、力尽きて門前で息絶えてしまう。先妻の息子モーハンからデーヴダースの死を聞いたパーローは動揺し、彼のもとに向かおうとするが、夫が門を閉じるように命じたため、デーヴダースとの再会は果たせなかった。その後、デーヴダースの遺体は村の人々によって墓地に運ばれ、荼毘に付された。
キャスト
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出典
- ^ “Devdas”. National Film Archive of India. 2017年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月20日閲覧。
- ^ “Dedas phenomenon”. 2012年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月20日閲覧。
関連項目
- デーヴダース (1935年の映画) - P・C・ボルアが1935年に製作したベンガル語映画。
- デーヴダース (1937年の映画) - P・C・ボルアが1937年に製作したアッサム語映画。
外部リンク
- デーヴダース_(1936年の映画)のページへのリンク