ソーク研究所とは? わかりやすく解説

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ソーク研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 03:10 UTC 版)

ソーク研究所
ソーク研究所(米国カリフォルニア州)
正式名称 Salk Institute for Biological Studies
日本語名称 ソーク研究所
組織形態 NPO (501(c)(3))
所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンディエゴラホヤ
北緯32度53分14秒 西経117度14分46秒 / 北緯32.88722度 西経117.24611度 / 32.88722; -117.24611座標: 北緯32度53分14秒 西経117度14分46秒 / 北緯32.88722度 西経117.24611度 / 32.88722; -117.24611
予算 1億3232万2708ドル[1]
(2008会計年度)
約140億円相当(当時為替レート換算)
設立年月日 1963年
設立者 ジョナス・ソーク
ウェブサイト http://www.salk.edu/
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ソーク研究所(ソークけんきゅうじょ、Salk Institute for Biological Studies)は、1963年にジョナス・ソークによって創設された生物医学系の研究所カリフォルニア州サンディエゴ郊外のラホヤに位置する、私立の非営利法人である。

カリフォルニア大学サンディエゴ校のキャンパスの隣に位置している。研究者の数が1000人にも満たない小規模の研究所であるが、常に研究論文の引用度は世界でも一二を争う。教授陣は各研究分野の先端を走っているといわれる。

実績

フランシス・クリックや、シドニー・ブレナーリナート・ダルベッコロジェ・ギルマンなどのノーベル賞受賞学者を擁し、また多くのノーベル賞学者をここから輩出している。現役の研究者にも、ロナルド・エヴァンスフレッド・ゲージアンソニー・ハンター(いずれも慶應医学賞受賞)など、ノーベル賞の候補に常に挙げられる科学者から、新進気鋭の若手まで揃っており、人材に事欠かない。利根川進もリナート・ダルベッコの弟子として過去に研究活動を行っていた。

この研究所の創立は、サンディエゴ地区の生物工学産業が大いに発展することになった、一つの発端とされる。また研究棟は建築家ルイス・I・カーンによって設計され、青い海と空に映える美しい対象形の建物は、当時の建築界に新風を巻き起こした。このため世界中から、科学者のみならず、多くの建築ファンも訪れる。

映画

  • ロバート・レッドフォード監督「ソーク研究所」2014年 - 6人の監督による6つの建築についてのオムニバスのドキュメンタリー3D映画『もしも建物が話せたら』の一話。

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