スタニウス小体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/08 01:45 UTC 版)
スタニウス小体(スタニウスしょうたい)とは真骨類と全骨類にのみ存在する魚類特有の内分泌器官。発生学的には腎管に由来し、腎臓に付着して存在する。血漿カルシウム濃度を低下させる作用を有するスタニオカルシン(stanniocalcin)を分泌する。サケ科魚類では体腎の中央部に4個のスタニウス小体が、コイ類では体腎の尾部に2個のスタニウス小体が認められる。
参考文献
- 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775
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