ジンバランとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジンバランの意味・解説 

ジンバラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 06:43 UTC 版)

座標: 南緯8度46分10秒 東経115度10分26秒 / 南緯8.76944度 東経115.17389度 / -8.76944; 115.17389

ジンバランの日没

ジンバラン (Jimbaran) は、インドネシア共和国に属するバリ島南部、バドゥン半島のビーチリゾート地のひとつ。クタの南に位置し、浜辺にはシーフードを売る屋台が軒を連ね、日没時には多くの観光客が集まる。

地理

クタとジンバラン

インドネシア共和国バリ州バドゥン県クタ郡のクドンガナン村(北部)、ジンバラン村に属し、デンパサール国際空港からは車で南に15分ほどの場所である。まちの西側はジンバラン湾に接し、ビーチが形成されている。ビーチの北端には、魚市場があり、漁村の風景が残っている。

歴史

海岸と行き交う行商人

1990年代以降の観光開発

ジンバランは、小さな漁村として、のどかな風景の広がる地域であった。スハルト体制下で進められたバリ島観光開発は、サヌールクタヌサドゥアといった特定のリゾート地区に限られていたが、1990年代以降、開発はクタの南北へと広がりを見せ、ジンバランやブノア半島にまで及ぶことになった。国際資本による土地買収が進み、今日のジンバランは、フォーシーズンズリッツカールトンインターコンチネンタルなど高級リゾートホテルが建ち並んでいるが、中級の宿泊施設も数多く見られる。

2005年爆弾テロ事件とその後

2005年には、爆弾テロ事件に遭遇。ビーチの2か所のレストランが標的とされた。2007年にはビーチの再開発が行われ、ビーチ沿いの屋台も再編され、かつての賑わいを取り戻している。

観光

昼下がりのビーチレストラン

イカン・バカール

ジンバランには、大きく分けて3か所、イカン・バカール(Ikan Bakar)またはジンバラン・カフェと呼ばれる10数件のビーチ・レストラン(屋台)が建ち並ぶエリアがある(ビーチ北部が最も店の数も客の数も多い)。ここでは、バリ海峡に沈む夕陽を見ながら、砂浜の波打ち際に並べられたテーブルで、取れたての海産物のバーベキュー料理などを楽しむことができ、多くの観光客を集めている。

関連項目

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からジンバランを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からジンバランを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からジンバラン を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジンバラン」の関連用語

ジンバランのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジンバランのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジンバラン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS