ジョセフ・ステヴァンスとは? わかりやすく解説

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ジョセフ・ステヴァンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 00:20 UTC 版)

ジョセフ・ステヴァンス
Joseph Stevens
ステヴァンス作『敵(猫と犬)』1848; エルミタージュ美術館(蔵)
生誕1816年11月26日
ブリュッセル
死没1892年8月2日
ブリュッセル

ジョセフ・ステヴァンス(Joseph Édouard Stevens、1816年11月26日 - 1892年8月2日)はベルギーの画家、版画家である。犬などの家畜を描いた動物画家として知られる。

略歴

ブリュッセルで生まれた。父親は元軍人で美術品の収集家、画商で、弟に画家となったアルフレッド・ステヴァンス(Alfred Stevens:1823-1906)、美術評論家のアルテュール・ステヴァンス(Arthur Stevens:1825-1890)がいる。ブリュッセル王立美術アカデミーに正規の学生ではなかったが授業に参加した。動物のいる風景画を描いたルイ・ロブ(Louis Robbe)に影響を受けた可能性がある。

パリに出ても美術学校には通わず独学を貫き、動物画家のアレクサンドル=ガブリエル・ドゥカンや、バルビゾン派の画家や、テオドール・ルソートマ・クチュールらの美術家グループ("Groupe du Restaurant du Havre" 、レストラン・デュ・アーブル・グループ)らのスタジオをしばしば訪れた。

1842年頃から、ブリュッセルの展覧会に出展するようになった。1852年からは弟たちもパリに移ってきた。動物画を描くために狩猟場のあったブローニュの森で描いた馬の絵は1854年からアムステルダムディジョンで展示された。

有名な収集家のファン・カッツエン(Henri Van Cutsem)らのパトロンを得て、画家として成功し、ベルギー王のレオポルド2世もステヴァンスの絵を買い上げた。

1869年にブリュッセルに戻り、ブリュッセルで没した、

作品

参考文献

  • P. & V. Berko, Dictionary of Belgian painters born between 1750 & 1875, Laconti, 1981.
  • Ernest Verlant, Dictionnaire des artistes belges de 1830 à 1970, Bruxelles, Arto, 1978.
  • Gustave Vanzype, Les frères Stevens, Bruxelles, Nouvelle Société d'édition, 1936
  • Paul Fierens, Joseph Stevens, Éditions des cahiers de Belgique, 1931.



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