シュピーカー点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 20:11 UTC 版)
幾何学において, シュピーカー点(シュピーカーてん、英:Spieker center,Spieker point[1])またはシュピーカー中心、シュピーカー心は、三角形の中心の一つである。 三角形の周長の重心として定義される[2][3]。 19世紀のドイツの数学者テオドール・シュピーカーにちなんで名づけられた[4]。クラーク・キンバーリングの「Encyclopedia of Triangle Centers」ではX(10)として登録されている 。
位置

シュピーカー点は中点三角形の内心である。
つまりシュピーカー点は △ABC の中点三角形の内接円の中心である。この円はシュピーカー円と呼ばれている。
またシュピーカー点は、中分線(中点を通り周長を二等分する直線)の交点である。
性質

△ABCのシュピーカー点をSとする。
- Sの 三線座標 は以下の式で表される。
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