サラフィンとは？わかりやすく解説

サラ・ハリー・フィン; Sarah Halley Finn
国籍	アメリカ合衆国
職業	キャスティングディレクター; プロデューサー;
活動期間	1997年 - 活動中
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サラ・ハリー・フィン（Sarah Halley Finn）は、アメリカ合衆国のキャスティングディレクター（英語版）、プロデューサーである。フィンは通算で150本以上の映画に携わり、史上最も成功した映画フランチャイズであるマーベル・シネマティック・ユニバースの全作品のキャスティングを務めたことで知られている^[1]。

彼女はまた、アカデミー作品賞を獲得した映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のキャスティングと共同プロデューサーを務めている^[2]^[3]。この映画は第95回アカデミー賞の演技4部門のうち、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞を制している。これは1976年以来（英語版）の記録である。

その他の作品には『ブラックパンサー』、『スリー・ビルボード』、『クラッシュ』があり、これらでフィンはキャスティング協会賞（英語版）を受賞した^[4]^[5]^[6]。フィンはさらに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』では英国アカデミー賞キャスティング賞（英語版）にもノミネートされた^[7]。またテレビドラマ『ワンダヴィジョン』と『マンダロリアン』のキャスティングによりプライムタイム・エミー賞のもノミネートされた^[8]。

キャリア

フィンはマーベル・スタジオとは38本の映画と17本のテレビ番組でコラボレーションしている^[9]^[10]。2006年に彼女はマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の最初の映画である『アイアンマン』のキャスティングのため雇われ、ロバート・ダウニー・ジュニアをタイトルロールに起用した^[11]。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、「我々のすべての映画での成功は、結局のところ、キャラクターに尽きるんだ。（中略）あなたがそのキャラクターたちに共感する理由は、彼らを演じてくれる俳優たちにあり、そしてその俳優たちがその役を演じる理由は、サラ・フィンが彼らを私たちの目に留めてくれたからだ」と述べた^[12]。エミー賞候補となった『ワンダヴィジョン』でフィンと協力したジャック・シェイファーは、「（サラは）本当にすばらしい直感を持っている。（中略）脚本家の意図を深く理解し、その上に新たな解釈を加えることが彼女は本当に得意で、観客にとって予想外で、特別感や独自性を感じさせるようなものを生み出すんだ」と述べた^[9]。フィンはクリス・プラットがピーター・クイル役を獲得するよう尽力し^[13]、また、最初のオーディションが上層部によって却下された後も粘り強く働きかけ、クリス・ヘムズワースをソー（英語版）役に推した^[12]。他に、ドラックス・ザ・デストロイヤー（英語版）役のオーディションでのチャドウィック・ボーズマンの力強い、王のような存在感を観察した後、彼を『ブラックパンサー』のテ・チャラ（英語版）役に推薦することを確信した^[14]。

フィンは、MCUの役柄に全く無名の俳優を起用することに慣れている。彼女はパキスタン系ムスリムのティーンエイジャーのミズ・マーベル（英語版）役のため、全国規模の長いオーディションと複数の選考ラウンドを経て、当時高校最上級生であったイマン・ヴェラーニを起用した^[9]。ヴェラーニはキャスティングに関する経験を尋ねられた際、「（フィンは）ほとんどのキャスティングディレクターが普通は行わないような手段で私に目を配ってくれました。（中略）彼女は（オーディション前に）私を電話で呼び出し、台詞の練習をしたり、助言をくれたりしました。（中略）役を獲得した後も、私は酷いインポスター症候群に悩んでいましたが、彼女の助言が私を現実に戻し、直感を信じることを可能にしてくれました」と述べた^[9]。同様に、『アイアンハート』のドミニク・ソーン（英語版）はフィンを「私の支援者で、私の活動を支えてくれた人」と説明した^[15]。

マーベル以外では、フィンはジョン・ファヴローとデイブ・フィローニがルーカスフィルム下で製作した『スター・ウォーズ』のテレビシリーズ『マンダロリアン』や映画作品のキャスティングを務めた^[9]。彼女はほかに、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』、『スケルトン・クルー』、『アソーカ』でもキャスティングを務めた^[10]。さらに、2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まる『モンスター・ヴァース』のすべての長編映画でキャスティングを務めている^[10]。

その他にフィンがクレジットされた作品には、ジョン・ファヴローのコメディ『シェフ三ツ星フードトラック始めました』、オリバー・ストーン』のドラマ『ウォール・ストリート』、マーティン・マクドナーの『セブン・サイコパス』、シェーン・ブラックの『ナイスガイズ!』、『ミラクル』、『コーチ・カーター』、『アメリカン・ピーチパイ』、『ブルークラッシュ』、『リトルプリンス星の王子さまと私』、『ジャングル・ブック』（2016年）、『ライオン・キング（2019年）、『ワイルド・スピード MAX』、『キック・アス』などがある^[10]。

イェール大学で演劇と歴史を専攻して卒業し^[9]^[16]、映画芸術アカデミー執行委員会員である^[17]サラは、ウィメン・イン・フィルム（WIF）の理事を務め、またマスタークラス（英語版）の名誉顧問委員会にも所属している^[16]^[18]。さらに彼女はアンサンブル・スタジオ・シアターにも所属している^[19]。

受賞とノミネート

2023年、フィンは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での働きにより、英国アカデミー賞キャスティング賞（英語版）とハリウッド批評家協会賞（英語版）にノミネートされた。また2021年のプライムタイム・エミー賞では、『ワンダヴィジョン』によりプライムタイム・エミー賞のキャスティング賞（リミテッド・アンソロジーシリーズ・映画部門）（英語版）、『マンダロリアン』によりキャスティング賞（ドラマシリーズ部門）（英語版）にノミネートされた^[20]^[21]。彼女はキャスティング協会（英語版）からも何度もノミネートされており、そのうち『ライオン・キング』、『クラッシュ』、『スリー・ビルボード』、『ブラックパンサー』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で受賞している^[22]^[23]。

フィルモグラフィ

映画

年	タイトル	キャスティングディレクター	プロデューサー	備考
1998	ポーリー（英語版） Paulie	Yes	No
1999	バーシティ・ブルース Varsity Blues	Yes	No
	200本のたばこ 200 Cigarettes	Yes	No
	ダブル・ジョパディー Double Jeopardy	Yes	No
2000	ミッション:インポッシブル2 Mission: Impossible II	Yes	No
2001	トゥームレイダー Lara Croft: Tomb Raider	Yes	No
	海辺の家 Life as a House	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（長編映画・ドラマ部門）
	クレイジー/ビューティフル（英語版） Crazy/Beautiful	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（長編映画・ドラマ部門）
2002	スコーピオン・キング The Scorpion King	Yes	No
	ブルークラッシュ Blue Crush	Yes	No
	プリティ・イン・ニューヨーク You Stupid Man	Yes	No
2003	ターミネーター3 Terminator 3: Rise of the Machines	Yes	No
2003	S.W.A.T. S.W.A.T.	Yes	No
2004	ミラクル Miracle	Yes	No
	ワイルド・タウン/英雄伝説 Walking Tall	Yes	No
	シンデレラ・ストーリー A Cinderella Story	Yes	No
	クラッシュ Crash	Yes	共同プロデューサー	受賞 - ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（長編映画・ドラマ部門）受賞 - ブラックリール賞アンサンブル賞（英語版）
2005	コーチ・カーター Coach Carter	Yes	No
	ビューティフルメモリー（英語版） Marilyn Hotchkiss’ Ballroom Dancing & Charm School	Yes	共同プロデューサー	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（インディペンデント長編映画部門）
	アイス・プリンセス Ice Princess	Yes	No
	夢駆ける馬ドリーマー Dreamer	Yes	No
2006	アメリカン・ピーチパイ She's the Man	Yes	No
	ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT The Fast and the Furious: Tokyo Drift	Yes	No
	守護神 The Guardian	Yes	No
	勇者たちの戦場 Home of the Brave	Yes	No
2007	告発のとき In the Valley of Elah	Yes	No
2008	ギプスの女 Quid Pro Quo	Yes	共同プロデューサー
	バンテージ・ポイント Vantage Point	Yes	No
	ネバー・バックダウン Never Back Down	Yes	No
	アイアンマン Iron Man	Yes	No	ノミネート - ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（スタジオ映画・ドラマ部門）
	ブッシュ W.	Yes	No
2009	ホテル・バディーズワンちゃん救出大作戦（英語版） Hotel for Dogs	Yes	No
	ウィッチマウンテン/地図から消された山 Race to Witch Mountain	Yes	No
	ワイルド・スピード MAX Fast & Furious	Yes	No
	南の島のリゾート式恋愛セラピー Couples Retreat	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（ビッグバジェット映画・コメディ部門）
2010	キック・アス Kick-Ass	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（スタジオ・インディペンデント映画・コメディ部門）
	アイアンマン2 Iron Man 2	Yes	No
	ウォール・ストリート Wall Street: Money Never Sleeps	Yes	No
	トロン: レガシー Tron: Legacy	Yes	No
2011	マイティ・ソー Thor	Yes	No
	キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー Captain America: The First Avenger	Yes	No
	カウボーイ & エイリアン Cowboys & Aliens	Yes	No
2012	デンジャラス・ラン Safe House	Yes	No
	アベンジャーズ The Avengers	Yes	No
	セブン・サイコパス Seven Psychopaths	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（スタジオ・インディペンデント映画・コメディ部門）
2013	アイアンマン3 Iron Man 3	Yes	No
2013	マイティ・ソー/ダーク・ワールド Thor: The Dark World	Yes	No
2014	シェフ三ツ星フードトラック始めました Chef	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（スタジオ・インディペンデント映画・コメディ部門）
	キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー Captain America: The Winter Soldier	Yes	No
	GODZILLA ゴジラ Godzilla	Yes	No
	ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Guardians of the Galaxy	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（ビッグバジェット映画・コメディ部門）
	地下に潜む怪人（英語版） As Above, So Below	Yes	No
2015	アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン Avengers: Age of Ultron	Yes	No
	リトルプリンス星の王子さまと私 The Little Prince	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（アニメ映画部門）
	アントマン Ant-Man	Yes	No
2016	ジャングル・ブック The Jungle Book	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（アニメ映画部門）
	シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ Captain America: Civil War	Yes	No
	ナイスガイズ! The Nice Guys	Yes	No
	ドクター・ストレンジ Doctor Strange	Yes	No
2017	キングコング:髑髏島の巨神 Kong: Skull Island	Yes	No
	ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス Guardians of the Galaxy Vol. 2	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（ビッグバジェット映画・コメディ部門）
	スパイダーマン:ホームカミング Spider-Man: Homecoming	Yes	No
	スリー・ビルボード Three Billboards Outside Ebbing, Missouri	Yes	No	受賞 - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（スタジオ・インディペンデント映画・コメディ部門）ノミネート - 英国インディペンデント映画賞キャスティング賞
	マイティ・ソーバトルロイヤル Thor: Ragnarok	Yes	No
2018	ブラックパンサー Black Panther	Yes	No	受賞 - アーティオス賞（英語版）ツァイトガイスト賞
	パシフィック・リム: アップライジング Pacific Rim: Uprising	Yes	No
	アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー Avengers: Infinity War	Yes	No
	アントマン&ワスプ Ant-Man and the Wasp	Yes	No
	スカイスクレイパー Skyscraper	Yes	No
	ザ・プレデター The Predator	Yes	No
2019	キャプテン・マーベル Captain Marvel	Yes	No
	アベンジャーズ/エンドゲーム Avengers: Endgame	Yes	No
	名探偵ピカチュウ Pokémon: Detective Pikachu	Yes	No
	ゴジラキング・オブ・モンスターズ Godzilla: King of the Monsters	Yes	No
	スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム Spider-Man: Far From Home	Yes	No
	ライオン・キング The Lion King	Yes	No	受賞 - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（アニメ映画部門）
	劇場版ドーラといっしょに大冒険 Dora and the Lost City of Gold	Yes	No
	モスルあるSWAT部隊の戦い Mosul	Yes	No
2021	ゴジラvsコング Godzilla vs. Kong	Yes	No
	ブラック・ウィドウ Black Widow	Yes	No
	シャン・チー/テン・リングスの伝説 Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（ビッグバジェット映画・コメディ部門）
	エターナルズ Eternals	Yes	No
	スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム Spider-Man: No Way Home	Yes	No	受賞 - アーティオス賞（英語版）ツァイトガイスト賞
2022	エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス Everything Everywhere All at Once	Yes	共同プロデューサー	受賞 - アーティオス賞（英語版）ツァイトガイスト賞受賞 - ハリウッド批評家協会賞キャスティングディレクター賞（英語版）ノミネート - 英国アカデミー賞キャスティング賞（英語版）ノミネート - ブラックリール賞アンサンブル賞（英語版）
	ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス Doctor Strange in the Multiverse of Madness	Yes	No
	ソー:ラブ&サンダー Thor: Love and Thunder	Yes	No
	グレイマン The Gray Man	Yes	No
	ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー Black Panther: Wakanda Forever	Yes	No	ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（ビッグバジェット映画・ドラマ部門）
2023	One True Loves	Yes	Yes
	アントマン&ワスプ:クアントマニア Ant-Man and the Wasp: Quantumania	Yes	No
	ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 Guardians of the Galaxy Vol. 3	Yes	No
	マーベルズ The Marvels	Yes	No
2024	デッドプール&ウルヴァリン Deadpool & Wolverine	Yes	No
2025	キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド Captain America: Brave New World	Yes	No
	エレクトリック・ステイト The Electric State	Yes	No
	サンダーボルツ* Thunderbolts*	Yes	No
	ファンタスティック4:ファースト・ステップ The Fantastic Four: First Steps	Yes	No
TBA	The Bluff	Yes	No
TBA	Play Dirty	Yes	No

テレビ

年	タイトル	キャスティングディレクター	プロデューサー	担当話数	備考
2015	エージェント・カーター Agent Carter	Yes	No	計8話
2018	DEADLY CLASS（英語版） Deadly Class	Yes	No	計1話
2013-2020	エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D.	Yes	No	計100話
2019-2020	Emergence	Yes	No	計9話
2019-2022	マンダロリアン The Mandalorian	Yes	コンサルティングプロデューサー	計16話	ノミネート - プライムタイム・エミー賞キャスティング賞（ドラマシリーズ部門）ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（テレビパイロット・第1シーズン部門）ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（テレビシリーズ・ドラマ部門）
2021	ワンダヴィジョン WandaVision	Yes	コンサルティングプロデューサー	計9話	ノミネート - プライムタイム・エミー賞キャスティング賞（リミテッド・アンソロジーシリーズ・映画部門）ノミネート - アーティオス賞（英語版）キャスティング賞（リミテッドシリーズ部門）
	ファルコン&ウィンター・ソルジャー The Falcon and the Winter Soldier	Yes	コンサルティングプロデューサー	計6話
	ホークアイ Hawkeye	Yes	コンサルティングプロデューサー	計6話
2021-2022	ボバ・フェット/The Book of Boba Fett The Book of Boba Fett	Yes	コンサルティングプロデューサー	計7話
2021-2023	ロキ Loki	Yes	コンサルティングプロデューサー	キャスティングディレクターとして計12話コンサルティングプロデューサーとして計12話
2021-2023	ホワット・イフ...? What If...?	Yes	コンサルティングプロデューサー	キャスティングディレクターとして計8話コンサルティングプロデューサーとして計9話
2022	ムーンナイト Moon Knight	Yes	コンサルティングプロデューサー	キャスティングディレクターとして計6話コンサルティングプロデューサーとして計3話
	ファーストレディ The First Lady	Yes	コンサルティングプロデューサー	計5話
	ミズ・マーベル Ms. Marvel	Yes	No	計6話
	シー・ハルク:ザ・アトーニー She-Hulk: Attorney at Law	Yes	No	計9話
	ウェアウルフ・バイ・ナイト Werewolf by Night	Yes	コンサルティングプロデューサー	テレビスペシャル
	ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーホリデー・スペシャル The Guardians of the Galaxy Holiday Special	Yes	コンサルティングプロデューサー	テレビプロデュサー
2023	シークレット・インベージョン Secret Invasion	Yes	No	計6話
2024	エコー Echo	Yes	コンサルティングプロデューサー	計5話
2024	アガサ・オール・アロング Agatha All Along	Yes	コンサルティングプロデューサー	計9話
2024-2025	スター・ウォーズ:スケルトン・クルー Star Wars: Skeleton Crew	Yes	コンサルティングプロデューサー	計8話
2025	アイアンハート Ironheart	Yes	コンサルティングプロデューサー	計6話

参考文献

^ “The 10 most successful movie franchises of all time, ranked”. Business Insider. Business Insider. 2025年4月24日閲覧。
^ “Everything Everywhere All at Once: Full Cast & Crew”. IMDb. IMDb. 2025年7月27日閲覧。
^ “Everything Everywhere All at Once Passes Return of the King as Most-Awarded Movie Ever”. IGN. 2025年7月27日閲覧。
^ “2005 Artios Awards”. Casting Society. The Casting Society of America. 2025年7月27日閲覧。
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^ “Artios Awards: ‘Once Upon a Time in Hollywood,’ ‘Jojo Rabbit’ Among Casting Society Winners”. 2025年7月27日閲覧。
^ “Casting Society Artios Awards: ‘Encanto,’ ‘Don’t Look Up,’ ‘CODA’ and ‘Zola’ Among Winners”. 2025年7月27日閲覧。

外部リンク

サラ・フィン - allcinema
Sarah Finn - IMDb（英語）

[1] “The 10 most successful movie franchises of all time, ranked”. Business Insider. Business Insider. 2025年4月24日閲覧。

[2] “Everything Everywhere All at Once: Full Cast & Crew”. IMDb. IMDb. 2025年7月27日閲覧。

[3] “Everything Everywhere All at Once Passes Return of the King as Most-Awarded Movie Ever”. IGN. 2025年7月27日閲覧。

[4] “2005 Artios Awards”. Casting Society. The Casting Society of America. 2025年7月27日閲覧。

[5] “34th Artios Award Winners”. Casting Society. The Casting Society of America. 2025年7月27日閲覧。

[6] “33rd Artios Award Winners”. Casting Society. The Casting Society of America. 2025年7月27日閲覧。

[BAFTA-7] “2023 EE BAFTA Film Awards: The Nominations”. BAFTA. 2025年7月27日閲覧。

[8] “Awards Nominees and Winners 2021”. 2025年7月27日閲覧。

[Marie_Claire-9] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “Holding Out For A Hero”. Marie Claire. 2025年7月27日閲覧。

[IMDb-10] “Sarah Finn IMDb Page”. IMDb. 2025年7月27日閲覧。

[11] “See Robert Downey Jr's first audition tape for 'Iron Man'”. Far Out Mag. 2025年7月27日閲覧。

[IndieWire-12] “Sarah Finn Assembled the Avengers in Real Life — and the Entirety of the MCU Kevin Feige shares how the casting director's vision has shaped cinema's biggest franchise.”. IndieWire. 2023年3月21日閲覧。

[13] “MCU: 5 Roles That Were Perfectly Cast (& 5 Actors Who Almost Played Them)”. 2025年7月27日閲覧。

[14] “Why Chadwick Boseman Was Always the ‘Unanimous’ Choice for Black Panther”. 2025年7月27日閲覧。

[15] “Before She Was Ironheart, She Was Almost Shuri. Meet Dominique Thorne, Marvel’s Newest Hero”. 2025年7月27日閲覧。

[Yale-16] “From Yale to Hollywood: A Fireside Chat with Casting Director Sarah Finn”. Alumni.Yale. 2025年7月27日閲覧。

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[18] “Ep. 20: Sarah Finn: Superhero of Casting”. The BGB Studio. 2025年7月27日閲覧。

[19] “Ensemble Studio Theatre Member Artists”. Ensemble Studio Theatre. 2023年3月21日閲覧。

[20] Grobar, Matt (2021年9月11日). “'WandaVision' Wins First Emmys For Marvel Studios”. Deadline Hollywood. 2025年7月27日閲覧。

[21] “Emmy”. 2025年7月27日閲覧。

[22] “Artios Awards: ‘Once Upon a Time in Hollywood,’ ‘Jojo Rabbit’ Among Casting Society Winners”. 2025年7月27日閲覧。

[23] “Casting Society Artios Awards: ‘Encanto,’ ‘Don’t Look Up,’ ‘CODA’ and ‘Zola’ Among Winners”. 2025年7月27日閲覧。

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