サウス・タラワとは? わかりやすく解説

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サウス・タラワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/18 08:18 UTC 版)

South Tarawa
—  Town  —
Map of the Tarawa atoll
座標: 北緯01度19分32秒 東経172度59分00秒 / 北緯1.32556度 東経172.98333度 / 1.32556; 172.98333
キリバス
諸島 ギルバート諸島
環礁 タラワ

サウス・タラワSouth Tarawa)は、キリバス共和国の首都。タラワ環礁南部に位置する[1]。キリバス語および英語では、テイナイナノ都市評議会Teinainano Urban Council、TUC)と呼ばれる。テイナイナノとは、キリバス語で「マストの下」を意味するが、これはタラワ環礁の形状を帆にたとえると、サウス・タラワがその下部に当たることに由来する。

サウス・タラワはタラワ環礁の島々のうち、西のバイリキ島から東のボンリキ島までを市域とする。これらはいくつかの小島に分かれているが、すべて土手道によってつながれている。また、比較的新しい土手道(ジャパニーズ・コーズウェイ)が、サウス・タラワとその西にあるベティオ地区を結んでいる。

サウス・タラワには、キリバス教育大学および南太平洋大学のサウス・タラワ・キャンパスがある。また、ローマ・カトリックの教区ならびに会衆派教会のキリバス・プロテスタント教会もこの地に置かれている。サウス・タラワの中でも、とくに西端のバイリキ島がキリバスの首都とされることがある。これは、バイリキ島に国会、主要行政官庁及び大統領官邸が集中していたからである。現在国会はサウスタラワ内のアンボ島にあり、またベティオやクリスマス島ライン諸島およびフェニックス諸島省)にも官庁は分散しており、行政の中心はバイリキ、立法機能はアンボ、司法機能はベティオに置かれている。

脚注

  1. ^ http://earth-info.nga.mil/gns/html/cntry_files.html



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