サイトスワップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 08:38 UTC 版)
サイトスワップ(Site swap)とは、トスジャグリングのパターンを表すための非負整数列による表記法(ジャグリングノーテーション)、またはその表記法に従って表記された数列を指すこともある。 1980年代に3人の研究者によって独立に定式化された[1]。その記法を直感的に説明するならば、それぞれの数値は道具を投げる高さ(厳密には投げてからキャッチするまでの時間間隔)を表していると説明できる。それ以外の情報を持たないため、シンプルで扱いやすい反面、特殊な投げ方をするパターンを定義することはできない。数列であるので、数学的な処理でジャグリング可能性の判定や新しいパターンを作り出すことなどができる。
注釈
- ^ 例えば、ボールを使うかクラブを使うか、あるいはクラブの回転数といった情報や、ボディースローといった情報はサイトスワップでは表現されない。
- ^ この時間間隔を拍(beat)と呼ぶ。
- ^ 例えば、31や51などがあるが、日本の伝統のお手玉のように、道具が片手からのみ投げられるジャグリングパターン。
- ^ 531に対する315,135など
出典
- ^ “The Mathematics of Juggling”. 2009年12月18日閲覧。
- 1 サイトスワップとは
- 2 サイトスワップの概要
- 3 マルチプレクシング・サイトスワップ
- 4 関連項目
サイトスワップと同じ種類の言葉
Weblioに収録されているすべての辞書からサイトスワップを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からサイトスワップを検索
- サイトスワップのページへのリンク