コノヒキの役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/23 00:12 UTC 版)
アリイが持つアフプアアアで、コノヒキはアリイから委託されて、アリイが統治する土地の利用を管理した。またいつ、誰から誰へ贈り物をするか、住民がどのくらい税(農産物・海産物・工芸品など)を治めるかも規定した。ハワイの新年は税を納める時期でもあり、コノヒキが活躍する時期でもあった。 コノヒキは通常アリイの身分から選ばれるが、必ずしもそのアフプアアア出身ではなく、一定期間が過ぎると他のアフプアアアへ「転勤」していった。 19世紀後半になってハワイでも資本主義化が進むと、コノヒキは徴税人となっていった。
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